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2024年 日本のボッシュ・グループ決算発表

Digital PR Platform / 2024年5月21日 14時0分

SDVの可能性を広げるハードウェア
ビークルモーションマネジメントでは、すべてのモーションソフトウェア機能をハードウェアから切り離すことが可能なため、特定のE/Eアーキテクチャに縛られることなく、また制御するアクチュエーターのタイプや数に依存しない柔軟なソフトウェアパッケージの展開が可能になります。またボッシュは、ビークルモーションマネジメントと並行して、新しいタイプのブレーキシステムとステアリングシステムの開発、市場投入も進めています。例えばボッシュは今年、新しいブレーキ装置、デカップルドパワーブレーキの量産を開始しました。デカップルドパワーブレーキは、横滑り防止装置ESCと共に用いられ、デカップルドパワーブレーキがベースブレーキ圧力の生成を担い、横滑り防止装置ESCが車輪ごとの圧力の調整を行います。また、デカップルドパワーブレーキはブレーキ装置とペダルを切り離した状態で機能するため、ブレーキ装置の特性に依存せずチューニング可能なペダルフィールを提供します。さらにボッシュは、バイワイヤ制御のブレーキシステムとステアリングシステムも開発しています。バイワイヤシステムでは、ブレーキとステアリングシステムの機械的な接続を電気信号に置き換えてドライバーの入力を伝達します。これにより、車体制御機能のメリットをさらに高めることができます。このように、ボッシュはソフトウェアとハードウェアの両領域で強みを発揮し、多様化する顧客のニーズに応える柔軟なソリューションに取り組んでいます。

幅広い製品ポートフォリオの提供で、モビリティの新時代を形成
急速な変化を遂げるモビリティ市場の中で、お客様からの多様な要求に迅速に応えるため、自動車サプライヤーにおける組織体制の変化も急務となっています。ボッシュは今年、横浜市都筑区に新社屋を建設し、渋谷区から本社を移転します。新本社には、東京・横浜エリアに点在している事業部およびグループ企業に在籍する約2,000人の従業員を集約し、今年5月末より業務を開始します。拠点の集約により、事業部やグループ企業間の連携を促進し、国内の開発体制をさらに強化します。さらにグローバル規模ではモビリティ事業の再編を進め、2024年1月にボッシュ モビリティが始動しました。再編にあたり、地域別のセクターボードも新たに設置されることとなり、ボッシュ株式会社 取締役副社長のクリスチャン・メッカーが、ボッシュ モビリティ 東アジア・東南アジア地域(日本、韓国、ASEAN、オセアニア)セクターボードのプレジデント 兼 最高技術責任者に就任しました。これにより、より早く柔軟な意思決定が可能となり、日本のお客様への要望にも迅速に対応できるようになります。

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