1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

洋上風力発電のO&M(運用・保守管理)トレーニング設備が北九州に完成、竣工式を実施

Digital PR Platform / 2024年5月21日 15時45分

写真

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)と商船三井グループの株式会社北拓(社長:林 龍太、本社:北海道旭川市、以下「北拓」)は、共同で洋上風力発電の実用的な運用・保守管理に特化したトレーニング設備を北拓の北九州支店の敷地内に建設してきましたが、本日竣工式を行いました。
本設備は国内で初めて洋上風車の基礎と風車タワーの接続部分にあたるトランジションピースを使ったトレーニング設備であり、北拓が有するメンテナンスに関するノウハウと洋上風力発電事業で先行する欧州の事例を参考にし、洋上風力発電特有のリスクを想定したメンテナンストレーニングを実施できます。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2741/88514/400_459_20240521141721664c2e612e9ec.jpg


(トレーニング設備、竣工式の様子)

竣工式は地元関係者を始め多数の来賓参列の元で挙行され、式終了後には発電事業者や本設備建設に携わった企業などに対し、メンテナンストレーニングのデモンストレーションも行われました。
受講対象者は北拓自社のメンテナンス技術員に限らず、洋上風力発電メンテナンスに関わる全ての方を対象としており、洋上風力発電を安全・安定的に長期にわたり運営できる人材を育成することで、洋上風力産業の発展に貢献します。また、商船三井と北拓両社の強みを掛け合わせ、洋上風力発電のバリューチェーン全体で業界のパートナーから選ばれる存在となることを目指します。
本件を含め、今後も国内で洋上風力発電が先行している地域の一つである北九州市において、洋上風力発電事業への出資参画など洋上風力発電関連事業拡大に取り組みます。
本設備は、北拓が代表補助事業者、商船三井が参加補助事業者として、経済産業省資源エネルギー庁の令和4年度および令和5年度「洋上風力発電人材育成事業費補助金」に採択され、建設を進めてきたものです。

【トレーニング内容】




[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2741/88514/600_326_20240521145756664c37e4dd9ad.png




【両社における北九州の位置づけ】
商船三井と北拓は、共同で設立した北拓・MOLウインドエナジー投資事業有限責任組合(以下「北拓・MOL風力ファンド」)を通して、ひびきウインドエナジー株式会社(代表取締役:水町 豊、所在地:北九州市若松区、以下「ひびきウインドエナジー」)の10%株式を保有する特別目的会社である北拓株式会社への投資を実行しています。ひびきウインドエナジーは国内最大級の洋上風力プロジェクト「北九州響灘洋上ウインドファーム」の建設を推進しており、2025年度中の商業運転開始を目指しています。北九州港は洋上風力発電に係る基地港湾に指定され、北九州市として風力発電などのエネルギー関連産業の集積を目指す「グリーンエネルギーポートひびき」事業が進められており、西日本における洋上風力発電の拠点としてサプライチェーンが拡充しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください