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この夏必見! 食生活でできる熱中症対策

Digital PR Platform / 2024年5月22日 11時32分

◆気温が上がってきてからの短期的な食の対策
 気温が上がってからの短期的な予防策では、暑熱環境で汗をかいて失われた水・電解質・ビタミン類を補うことを意識します。長期対策のための栄養素に加えてほしいのが、電解質であるミネラルであるナトリウム、カリウム、マグシウム、ビタミンB1です。
ナトリウムは塩に含まれますが、ナトリウムを適度に摂取しつつ水分補給をしないと体内には吸収されにくく、また残りにくいのです。水だけを多量に摂ると、いわゆる水中毒となり、体内の塩分濃度が極端に下がってしまうと低ナトリウム血症を起こすリスクもあります。逆に塩分のみで水分を摂取しないことも水分の実質的な補給に繋がらずに危険です。塩飴だけ、梅干しだけ、ではなく、必ず塩飴、または梅干し1つにコップ1杯の水分をあわせて摂ることを忘れずに。真水だけを1時間に1リットル以上飲むと危険です。必ず塩分が含まれた水分か食事とあわせて摂るようにしましょう。
 野菜や芋類、藻類に豊富なカリウムは尿を出しやすくし、体温を下げることに役立ちます。緑黄色野菜や豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は熱中症の症状を緩和させてくれます。暑さによる疲労感をやわらげ、食事から摂取した糖質を体内で燃やして効率的にエネルギーを作ることで必要な身体作用をサポートしてくれます。
 これらをいっぺんに摂ることができるのが、ビタミンB群もビタミンCも豊富に含むキウイをはじめとする果物やトマト、きゅうり、かぼちゃなどの夏野菜です。豚肉を入れた夏野菜カレーなどもおすすめのメニューです。

◆これって熱中症? そんな症状が出てしまったら…
 万が一、体温が上昇し、めまいや激しい汗、頭痛など、熱中症を疑う症状が出た場合は、固形物を食べるのは避け、体温をさらに上昇させてしまうたんぱく質も避ける必要があります。汗で失われた電解質とともに水分をたっぷり摂る必要があるので、水、ナトリウム、カリウムを迅速に適正濃度で摂取できる経口補水液をできるだけ早い時期に沢山飲むことで対処してください。基準として、ペットボトルのふたを自力で開けて自分で飲めないくらいの重症の場合は、迷わず病院に受診するようにしましょう。
 体力を回復し、自律神経を整える習慣を栄養管理も重要ですが、あわせて日々体力を蓄え、体温調節にも密接に関わる自律神経を整えておくための生活習慣も欠かせません。こまめな水分補給、食事からの水分補給量も非常に大きいので朝食を抜かない(食事で1リットル、水分補給で1リットルの1日2リットルが目安)、天気予報で熱中症注意報を意識した無理のない行動計画を立てる、日傘、帽子、首冷却アイテムなど、暑熱環境で危険のない対策アイテムを持ち歩く、エアコンをきちんと使用し、涼しい環境で良質な睡眠・休養を取ることなども大切です。 

熱中症は正しい対策をすれば防げる病気です。身体を作り、身体を守る意識を高めて夏を迎えましょう。



本件に関するお問合わせ先
大正製薬株式会社 メディア推進部 TEL:03-3985-1153
白鞘 敬文 t-shirasaya@taisho.co.jp
梶田 寛文 k-kajita@taisho.co.jp


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