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【東芝】データセンターなど大規模施設向けの無停電電源装置(UPS)を活用した「需給調整市場」参入に向けての技術検証が完了

Digital PR Platform / 2024年5月27日 10時35分

 なお、今般開発したUPSは、当社製二次電池「SCiB TM」を搭載しています。「SCiB (TM)」は、20,000回を超えるサイクル寿命を持ち、繰り返し充放電することが可能です。この特長は、「需給調整市場」への「調整力」提供に使用する蓄電池として優れています。
 「SCiB (TM)」を搭載した当社グループ製UPSに、外部からの充放電指令によりUPSの蓄電池を充放電するなどの市場取引に向けた機能を追加することで、「調整力」として活用いただくことが可能となる見込みです。

 今後、当社グループの研究開発新棟「イノベーション・パレット」にてデータセンターなど大規模施設でUPSを運用することを想定し、長期運用を含む事業実証を進めます。また、東芝エネルギーシステムズ株式会社が展開するAC(*1)やRA(*2)などのVPP(*3)関連サービスと本UPSをあわせて、需要家向けVPPソリューションのワンストップサービス提供を検討していきます。引き続き、カーボンニュートラル社会の実現にむけ、再エネ普及を後押しするとともに、安定的かつ効率的な電力システムの実現に貢献していきます。

 なお、当社は、本取り組みについて、5月29日~31日に東京ビッグサイトにて開催される国内最大の電気設備総合展示会「JECA FAIR2024~第72回電設工業展~」の東芝グループブースで紹介します。

*1 AC(アグリゲーションコーディネーター):RAが制御した電力量を束ね、一般送配電事業者や小売り電気事業者と直接取引を行う事業者
*2 RA(リソースアグリゲーター):需要家側エネルギーリソースや分散型エネルギーリソースを集め、それらを制御してエネルギーサービスを提供する事業者
*3 VPP(バーチャルパワープラント): 分散電源、蓄電池など散在するエネルギー源をIoT機器によって遠隔で制御し、あたかも一つの発電所のように機能させること




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