商船三井ドライバルク運航船7隻に風力推進補助装置を搭載
Digital PR Platform / 2024年5月27日 15時32分
商船三井グループは、ウインドチャレンジャーを始めとした風力推進技術を組み合わせた環境対応船隊の安全な管理・効率運航を通じ、自社グループからのGHG排出削減のみならず、社会全体の低・脱炭素化に貢献してまいります。
(註1)ウインドチャレンジャーは、商船三井と大島造船所が中心となり開発した、伸縮可能な帆によって風力エネルギーを船の推進力に変換する装置です。詳しくは、次世代帆船(ウインドチャレンジャー)|商船三井(MOL)サービスサイト (mol-service.com)(https://www.mol-service.com/ja/energy-saving_technologies/windchallenger/
)もご参照ください。
(註2)今回ウインドチャレンジャーの搭載方針を決めた6隻については、帆1本の搭載により、年平均 約7~16%の燃料節減・GHG削減効果が見込めます。ウインドチャレンジャー搭載予定船の一部には、Anemoi Marine Technologies(読み:アネミイ マリン テクノロジーズ、本社:英国)製の風力推進補助装置「ローターセイル*」の搭載も検討しており、両技術を併用した場合には年平均 約15~28%の燃料節減・GHG削減効果が見込めます。
*ローターセイルは、航行中 回転している筒状のローターに風が吹き込み、ローター周りに圧力差が生じることで推進力を得ます。この推力は風向に対して直角に発生するため、ローターの回転方向を変えることによって、船首尾方向以外からの風を常に船舶の推力に活かすことができます。
〈今回 風力推進補助装置の搭載予定を発表した7隻の内訳〉
[画像2]https://digitalpr.jp/table_img/2741/88811/88811_web_1.png
(註3)
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(註4)多目的船は、鋼材・建機・重機・プラント・鉄道車両・ばら積み貨物等を輸送する船を指します。
(註5)ヴェントフォイルは、飛行機の翼形状の帆を本船デッキ上に設置し、吹き込む風により発生する揚力を船の推進力として活用する装置です。風向に合わせて帆の向きを変えることで船首尾方向以外からの風を利用でき、また、内部の吸気装置で翼表面の空気を吸入することで揚力を増幅させ、その結果、推進力を増加させることができます。
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