ステロイドの効かないぜんそく治療に新知見 「JAKたんぱく質」に着目
Digital PR Platform / 2024年5月28日 14時5分
用語説明
※1 JAKたんぱく質
JAKはJanus kinase(ヤヌスキナーゼ)の略称。細胞の内部に存在する、外部からの刺激を細胞内に伝えるたんぱく質。免疫細胞の活性化に重要。
※2 ステロイド製剤
ステロイド系抗炎症剤のこと。ぜんそくに対して抗炎症効果を期待して用いられる薬剤。
※3 2型自然リンパ球
2010年に発見された免疫細胞の一種。活性化することで大量の炎症因子を産生し、ぜんそくなどアレルギーの重症化に関与する。
論文情報
論文名
Involvement of Janus kinase (JAK)-dependent Bcl-xL overexpression in steroid resistance of group 2 innate lymphoid cells (ILC2s) in asthma
(和訳:ぜんそく時に2型自然リンパ球にみられるステロイド抵抗性におけるヤヌスキナーゼ〈JAK〉依存性Bcl-xL過剰発現の関与)
著者名
霜良勇人、松田将也、中山幸子、前山紘人、谷岡龍之介、田中祥之、北谷和之、奈邉 健
雑誌名 Immunology(Wiley社)
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人常翔学園 広報室
石村、木下
住所:大阪市旭区大宮5丁目16番1号
TEL:06-6954-4026
メール:Koho@josho.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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