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不妊治療の顕微授精に特化したICSI / IMSI用電動倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2-I」を発売

Digital PR Platform / 2024年7月4日 10時0分


発売概要

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主な特長
1. 顕微鏡操作の工程数を約75%削減し、顕微授精のワークフローを効率化
顕微鏡を用いて卵子に精子を注入する顕微授精では、マニピュレーターの調整、精子や卵子の詳細な観察、精子注入など主に6つのプロセスがあります。従来機種では対物レンズや光量、コンデンサーなどの複雑な設定をその都度行う必要がありました。「ECLIPSE Ti2-I」は、プロセスごとの複数の設定を1つのボタンに集約し、ワンタッチで観察モードの変更が可能です。登録できるボタンは6つあり、観察モードを頻繁に変更する顕微授精のワークフローにおいて効率化を実現します。


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ワークフロー効率化のイメージ

2.直感的な操作が可能なディスプレイとアラート表示で、操作ミス防止にも寄与
元に配したディスプレイは、顕微鏡をのぞいたままでも操作可能で、視認性を高めたアイコンが直観的な操作を促します。また、ユーザーが登録内容とは異なる顕微鏡設定で使用した場合は、登録内容と不一致の状態であることをアラート表示し、操作ミスの予防を図ります。
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アラート表示をするディスプレイのイメージ
詳細画面で、対応すべき内容を表示する

3.ニコン独自の光学技術で、明るく鮮明な観察を実現
ニコン独自の光学技術で、視野の明るさを向上させ、卵子や精子を鮮明に観察できます。とくに、卵子の中にある紡錘体※9を可視化することは顕微授精において重要です。「ECLIPSE Ti2-I」は、視認しにくい紡錘体を全方位でカラー表示でき、卵子の向きを変えても識別が容易です。これにより、胚培養士が精子を注入する際に卵子に針を刺す角度の見極めをサポートします。

※9 細胞分裂のために形成される構造で、卵子が成熟しているときに観察することが可能。紡錘体で核の位置がわかるため、核を傷つけない顕微授精につながる。

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