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【大阪大学】自由な視点で楽しめる複合現実感! 一般的なドローンでも体験できるMRシステム ― 2つのビジョンベース自己位置推定法で正確な位置合わせ

Digital PR Platform / 2024年6月7日 20時5分

【研究者のコメント】
・福田 知弘 准教授
 本研究は、環境工学分野環境設計とコンピュータサイエンス情報学にまたがる学際領域で、実問題の解決を目指して、木下愛梨さんや矢吹信喜教授と取り組んだ内容です。
 現実世界に3D設計モデル(デジタルツインプロトタイプ)を重ね合わせて将来景観をMR表現する場合、ユーザは通常、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着するか、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを持つ必要があります。結果、MRデバイスとMRユーザは近接しており、MR表現はMRユーザの行動範囲に限定されます。ドローンとMRの統合は、MRユーザ近傍のみの体験の制約から解放し、より自由な視点からのMR表現を可能にし、都市計画とインフラ整備・維持管理、災害対応と人道支援、文化保護と観光、環境保全などさまざまな社会課題を解決する可能性を有しています。
 本研究では、任意経路でのドローン飛行にもMR対応できるよう、2つのビジュアルベースの自己位置推定法を組み合わせることで、現実世界とバーチャルモデルの位置合わせを行うシステムを開発しました。1つはVPSによる単一カメラ画像からの姿勢推定であり、もう1つは自然特徴ベースのトラッキング法によるカメラの変位計算です。
 研究成果が、社会実装や建造環境分野のDX (デジタルトランスフォーメーション)推進と産業化につながれば幸いです。

●福田知弘准教授 研究者総覧 URL
 https://rd.iai.osaka-u.ac.jp/ja/d2782e4b9c864b39.html


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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