1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

世界初、音の波をハイスピードカメラとAIで高精細に見える化 ~深層学習と光計測を組み合わせた高感度な音のイメージングを実現~

Digital PR Platform / 2024年6月17日 10時0分


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2341/89987/700_314_20240614180212666c0714702c2.JPG




[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2341/89987/700_293_20240614180212666c07148eca9.JPG


4.今後の展開
 NTTはIOWN構想の中でデジタルツインコンピューティングを提唱し、その研究開発を進めています。本研究の成果は、音を見える化するのみならず、空間に存在する音を余すところなくデジタル化する「音のデジタルツイン」技術への活用が期待されます。今後さらなる研究進め、誰にとっても心地のよい最適な音環境の創出に貢献してまいります。

【注1】
K. Ishikawa, D. Takeuchi, N. Harada, and T. Moriya “Deep sound-field denoiser: optically-measured sound-field denoising using deep neural network,'' Opt. Express, vol.31, no.20, pp.33405-20, 2023.

【用語解説】
※1 音場
音が存在し、その音が伝わっていく空間のことです。ここでは音の物理量である音圧がある時刻ある位置でどのような値となるかを数値的に表したものです。

※2 光学的音場イメージング 
光を用いて音場を可視化する技術です。音響光学効果(※3)によって音によって生じた光の微弱な変動を、光干渉計などを用いて検出します。特に、カメラを用いて画像として音場を捉えることによって、音の見える化、すなわち音場イメージングを行うことが可能です。

※3 音響光学効果 
音が存在する空間を光が伝搬する際に、音によって光の特性が変化する現象のことです。音は媒質の密度変化であるため、そこを通る光の伝搬速度を変化させます。媒質の違いや音の大きさや周波数の違いによって様々な効果が現れます。空気中の音を対象とする場合、光の位相と呼ばれる量が、ごくわずかに変化します。このごくわずかな変動を高感度に検出することで、光を用いて音を測定することができます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください