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聖心女子大学の学生有志がコンタクトレンズ空ケースの回収プロジェクトを実施 ― リサイクルの収益で世界の人々に視力をプレゼント

Digital PR Platform / 2024年6月17日 8時5分

聖心女子大学の学生有志がコンタクトレンズ空ケースの回収プロジェクトを実施 ― リサイクルの収益で世界の人々に視力をプレゼント



聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)では4月1日から6月1日にかけて、コンタクトレンズ空ケースの回収活動が行われた。この取り組みは、プラスチックごみ削減に取り組む学生の呼びかけを受けて組織された学生有志団体「EyeCiel」によって開始されたもの。回収されたケースはコンタクトレンズメーカーのクーパービジョン・ジャパン株式会社(東京都港区)を通してリサイクルされ、その収益はOptometry Giving Sightを通じて、開発途上国で視力矯正を必要とする人へのサポートとして届けられる。




 「EyeCiel」は、SDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」の実現を目指してプラスチックごみ削減に取り組む学生の呼びかけを受け、5名の有志学生によって2024年より組織された。
 
 コンタクトレンズ空ケース回収プロジェクトの開始にあたって、学生たちは、コンタクトレンズ空ケースの回収活動を行っている企業を調査。いくつかの企業のうち、クーパービジョン・ジャパン株式会社によるサステナビリティ活動「クーパービジョンみらいプロジェクト」の理念に賛同したことから、双方の協力が合意され、学内2箇所へ回収箱の設置が行われた。なお、同社による大学への回収箱の設置は初の試みである。

 コンタクトレンズ空ケース回収プロジェクトの学内周知とあわせて、2024年1月末から2月末の約1ヶ月間には、プロジェクトの試験実施を行った。春休み期間中にも関わらず、20L以上のコンタクトレンズの空ケースが回収され、プロジェクトの有用性が実証された。しかし一方で、アルミ製のフタや、回収に適さない素材のケースが回収箱に入るといった課題点も挙がった。
 そこで、回収不能品に関する周知を徹底するなどの改善を行った上で、4月1日からプロジェクトを本格稼働させ、6月1日までの約2ヶ月間に渡り、コンタクトレンズ空ケースの回収活動を行った。

 また、プロジェクトではプラスチックごみの削減を目指すだけでなく、回収されたコンタクトレンズ空ケースをクーパービジョン・ジャパン株式会社を通して再資源材料としてリサイクル。その収益は、開発途上の国々で適正な視力矯正を必要とする人たちを支援する団体Optometry Giving Sightの活動を通して、視力矯正を必要とする人へのサポートとして届けられる。

 「EyeCiel」では今後も、コンタクトレンズ空ケース回収プロジェクトをはじめとしたサステナビリティ活動に取り組んでいく予定。

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