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神戸女学院大学が7月20日に高校生のための化学実験体験イベント「化学を楽しむ会 ~マイクロスケール実験でΔGの謎を解き明かそう~」を開催

Digital PR Platform / 2024年6月17日 14時5分

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神戸女学院大学(兵庫県西宮市)は7月20日(土)、人間科学部 環境・バイオサイエンス学科(2025年度より生命環境学部 生命環境学科に改組予定)の中川徹夫教授による化学実験体験イベント「化学を楽しむ会」を開催する。これは、高校生を対象としたイベントで、今回は「マイクロスケール実験でΔGの謎を解き明かそう」をテーマとして、ペットボトルのキャップを利用したマイクロスケール実験をもとに、化学反応の背後にある理論と実証の世界を探究する。参加費無料、要事前申し込み(定員:先着20名)。




 学習指導要領の改訂で、高校化学の教科書から熱化学方程式や反応熱Qが姿を消し、化学反応式の後にエンタルピー変化ΔHを付記した形で使用されるようになった。しかし高校化学でΔHは定量的に扱われる反面、エントロピー変化ΔSやギブズエネルギー変化ΔGは、定性的な扱いにとどまっている。
 化学反応を学習する際、ただ単に「反応が起こりました」というだけではなく、それが何に起因するのかまで踏み込むと、深い理解を得ることができる。
 今回のイベントでは、こうした化学反応の背後にある理論と実践の世界を探究。高校化学で学習する金属と酸水溶液の反応を題材に、ΔH、ΔGおよびΔSの理論値について、廃棄されるペットボトルのキャップを活用したマイクロスケール実験で検証することで、化学のダイナミックな側面を体験することができる。

 なお同イベントは、日本学術振興会科研費(24K05954)「化学反応の自発性とその主要因に関する理解を深める新規教材の開発」の助成を受けて開催される。概要は下記の通り。

◆「化学を楽しむ会 ~マイクロスケール実験でΔGの謎を解き明かそう~」
【日 時】 7月20日(土) 10:00~12:00(9:30より受付開始)
【場 所】 神戸女学院大学 理学館 S28教室(兵庫県西宮市岡田山4-1)
【対 象】 高校生(男女、文系・理系問わず)
【定 員】 20名(先着順)
【参加費】 無料
【申 込】
 下記URLから申し込み(申込締切:7月10日(水)※定員に達し次第締め切り)
 https://forms.office.com/r/qNyLrcKha9

<中川徹夫教授 プロフィール>
 神戸女学院大学 人間科学部 環境・バイオサイエンス学科(2025年度より生命環境学部 生命環境学科に改組予定)教授。理科教育の視点から、実験の規模を小さくしたマイクロスケール実験に関する教材開発や改良に取り組み、小学生から高校生を対象とした化学体験イベントも頻繁に行っている。

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