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びわこ成蹊スポーツ大学がAIで子どもたちの笑顔を計測する実証実験をスタート ― One Smile Foundationと連携、笑顔の数や発生率を数値化して運動プログラムを評価

Digital PR Platform / 2024年6月17日 20時5分

びわこ成蹊スポーツ大学がAIで子どもたちの笑顔を計測する実証実験をスタート ― One Smile Foundationと連携、笑顔の数や発生率を数値化して運動プログラムを評価



びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)は一般社団法人One Smile Foundation(横浜市保土ヶ谷区)と連携し、スポーツを行っている子どもたちの笑顔の数や発生率を計測する実証実験を行った。これは、滋賀県守山市の協力のもと行われた取り組みで、One Smile Foundationが開発・運用しているAIによる笑顔検知システム「スマイラル」を活用。笑顔を数値化することで子どもが参加している運動プログラムを評価し、プログラムの改善や子どもたちの健全な育成を図る。




 実証実験は、同大の「びわスポキッズプログラム(※)」におけるこども園・保育園巡回コーチング時に、守山市内の速野カナリヤこども園および吉身保育園で行われた。
 スマイラルを活用し、学生が考案した運動プログラム中の子どもたちの笑顔を計測するというもので、笑顔の数および笑顔の発生率で各プログラムを評価した。

 6月10日の実証実験では、スマイラルを搭載したスマートフォンを運動場の4ケ所に設置したが、検知数が少なかったため、13日には学生の胸にスマートフォンを装着する方法に変更し、多くの笑顔を検知することに成功した。
 2日間の実証実験で、カメラの台数や設置場所などに対する課題も見つかる一方で、プログラム中の子どもたちの笑顔の数や発生場面などについては一定の測定効果が見られた。
 笑顔の数値化によりプログラムの効果の定量的な把握が可能となることは、その結果を基にしたプログラムの改善や、新たな取り組みの提案などにもつながっていく。

 今回の結果を踏まえ、将来的には全国の教育機関やスポーツ施設にこの取り組みを広げるためにも、今後さらなる実証実験を積み重ねることが重要となる。また、取り組みのさらなる発展により、データを基にした新たなプログラムの開発や、AI技術を活用した教育方法の提案などの幅広い展開が期待される。

 「新たなスポーツ文化の創造」を目指すびわこ成蹊スポーツ大学では、AI・データサイエンス教育プログラムを展開するなど、今後もスポーツのさまざまな場面を数値化するといった実践的な学びを展開していく。


【実施日時・会場】
(1)速野カナリヤこども園 6月10日(月)
 9:40から10:20  対象園児:5歳児
 10:25から11:05  対象園児:4歳児

(2)吉身保育園 6月13日(木)
 9:50から10:30  対象園児:5歳児
 10:35から11:15  対象園児:4歳児

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