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積水ハウス、日本初となる、サ高住入居者と地域高齢者のwell-beingの比較調査結果を発表 外出・交流頻度や共食頻度の高さのwell-beingへの寄与を示唆

Digital PR Platform / 2024年6月19日 14時16分

積水ハウス、日本初となる、サ高住入居者と地域高齢者のwell-beingの比較調査結果を発表 外出・交流頻度や共食頻度の高さのwell-beingへの寄与を示唆

 積水ハウス株式会社は、千葉大学予防医学センター社会予防医学部門(近藤克則研究室)と共同で実施した、日本初となる、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)入居者と地域高齢者のwell-beingに関する調査結果を発表します。サ高住入居者と地域高齢者のwell-being指標を比較した今回の調査からは、サ高住の入居者において、外出・交流頻度や共食頻度の高さがwell-beingに寄与している可能性が示唆されました。

 超高齢社会を迎えた日本は、高齢化率29.1%(2022年)と世界で最も高く、団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が迫っています。社会保障費増大の懸念などから健康的な高齢化の促進が求められると同時に、単身の高齢者や高齢者のみの世帯が増加する見通しから、高齢者が安心して健康に暮らせる住環境の整備も求められています。
 そのような中で、積水ハウス不動産東京と千葉大学予防医学センター社会予防医学部門(近藤克則研究室)は、「シニア向け住宅における高齢者のWell-beingに寄与する要因の探索」に共同で取り組んでいます。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2677/90141/700_202_2024061819070166715c450f657.jpg



 研究にあたっては、2023年2~3月に実施した全国9都道府県にある積水ハウス不動産東京が手がけるアクティブシニア向けサ高住「グランドマスト」全39施設の入居者への調査データと、2022年度の日本老年学的評価研究(JAGES)の地域高齢者の調査データを用い、要支援・要介護認定者ではない65歳以上の回答者を分析対象とし、Well-beingの指標として「幸福感・生活満足度」「身体的・精神的健康」「人生の価値・目的」「経済・物的な安定性」「密接な社会関係」を比較*しました。

 その結果、well-being指標のうち「幸福感・生活満足度」および「経済・物的な安定性」のドメインにおける全ての項目と、「身体的な健康状態」において、地域高齢者よりもグランドマスト入居者のスコアが高い結果となりました。

*比較にあたっては、年齢や日常生活自立度などの様々な背景要因を考慮して各高齢者がサ高住に入居する確率「傾向スコア」を算出し、サ高住入居者と地域高齢者の間で傾向スコアが近似する高齢者をマッチングして比較する「傾向スコアマッチング」という手法を用いた。

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