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相模女子大学 障害の有無にかかわらず「学ぶ楽しみ」を発見する1日体験会を開催 ~相模原市都の協働研究事業4年目スタート 発達障害・知的障害のある若者が大学で学び続ける場所をつくりたい~

Digital PR Platform / 2024年6月24日 14時5分

相模女子大学 障害の有無にかかわらず「学ぶ楽しみ」を発見する1日体験会を開催 ~相模原市都の協働研究事業4年目スタート 発達障害・知的障害のある若者が大学で学び続ける場所をつくりたい~



相模女子大学・相模女子大学短期大学部(所在地:神奈川県相模原市南区、学長:田畑雅英、以下「相模女子大学」)は、2024年6月29日(土)午前10時より、若者が障害の有無なく学び続ける場所をつくる「インクルーシブ生涯学習プログラム」の体験会「相模原・学ぶ楽しみ発見プログラム体験会」を相模女子大学にて開催します。
この体験会は中学生から30代までであれば誰でも参加することができ、グループワーク「私の趣味自慢タイム」などを通じて、発達・知的障害がある若者が大学のキャンパスで学ぶ楽しさや、学生・市民との交流の楽しさを体験します。




 ⽂部科学省の「学校基本調査」によると、2023年度の⼤学進学率は60.8%(短期⼤学や通信教育部等を含む)です。しかし、⼤学での障害学⽣在籍率は0.66%(2015年)とされており(※)、障害のある⽣徒は⾼校卒業後に就職することがほとんどで、「⼤学へ進学して学び続ける」という選択肢が少ないのが実情です。(※⽂部科学省「障害のある学⽣の修学⽀援に関する検討会報告(第⼆次まとめ)」より)
 そこで、⽂部科学省は「学校卒業後における障害者の学びの⽀援推進事業」を実施しており、相模⼥⼦⼤学では相模原市からの再委託を受けるという連携・協⼒体制のもと、2021年度から若者が障害の有無にかかわらず学び続ける場所をつくる「インクルーシブ⽣涯学習プログラム」開発事業を実施しています。この「インクルーシブ⽣涯学習プログラム」は、2019年に株式会社はまリハ顧問の川⼝信雄⽒(元横浜わかば学園主幹教諭)が相模⼥⼦⼤学の⽇⼾由刈教授(⼈間⼼理学科教授、専⾨は障害者障害児⼼理学)に「卒業⽣の中に、『本当は⼤学で学びたかった』という声が少なくなく、発達・知的障害の若者と学⽣がともに学ぶ場をつくりたい」という熱意を伝えたことから、⽇⼾ゼミ内の交流活動として始まったことがきっかけです。

 2023年度の「インクルーシブ⽣涯学習プログラム」は「⼤学で学ぶ楽しみ発⾒セミナー」と題して、全3回のセミナー累計で74⼈の参加がありました。本プログラムの企画・運営にあたっては、障害当事者の若者が中⼼となってプログラム内容を開発したほか、YouTube等でプログラムの発信活動を⾏いました。4年⽬となる2024年度のプログラムは9⽉から12⽉に開催予定ですが、開催に先⽴ち6⽉29⽇(⼟)に、本プログラムの体験会として、中学⽣から30代であれば誰でも参加できる「さがみはら・学ぶ楽しみ発⾒プログラム体験会」を開催いたします。この体験会では参加者の交流を深める少⼈数のグループワーク「私の趣味⾃慢タイム」を実施します。体験会を通じて、発達・知的障害のある若者が⼤学のキャンパスで学ぶ楽しさや、学⽣・市⺠との交流の楽しさを体験してもらうことが狙いです。当⽇は、⻑くこの活動に参加している障害のある若者と相模⼥⼦⼤学の学⽣がファシリテーターを担います。また、川⼝信雄⽒から、このプログラムの意義について若者たちへメッセージをいただく予定です。
 相模⼥⼦⼤学は、引き続き相模原市と協働し「障害の有無なく若者が学び続ける場所」をつくる取り組みを⾏っていきます。

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