国内の透析製品を製造するバクスター宮崎工場 太陽光発電システム導入で2024年温室効果ガス排出量6.7%減めざす
Digital PR Platform / 2024年6月28日 12時0分
バクスター・インターナショナル・インク(以下、バクスター)は、日本の宮崎工場で自家消費型太陽光発電システムを初めて設置し、2024年より太陽光発電による温室効果ガス排出量の6.7%(対前年)を削減できる見通しとなりましたのでお知らせいたします。宮崎工場は日本全国の「おうち透析(腹膜透析)※1」を行う患者さんが治療に使用する透析液を製造しています。バクスターは日本において1,577人の雇用と17,403百万円※2のGDPの創出を支えています。
宮崎工場において今回導入する太陽光発電システムは、年間電力需要量の約20%を賄い、年間約714t-CO₂のCO₂の排出削減が可能です。また、自家消費型太陽光発電システムは、電力需要の変動に影響を受けない電源を確保できるため、おうち透析(腹膜透析)を行う患者さんの治療に欠かせない透析液の安定供給に貢献します。
バクスターは2023年6月にコーポレート・レスポンシビリティ・レポート(https://www.baxter.com/baxter-newsroom/baxter-publishes-annual-corporate-responsibility-report-reinforcing-longstanding
)を公開し、企業の社会的責任として、環境、健康、安全、サステナビリティにおける継続的な改善を地球規模で推進しています。この日本法人においても、製造拠点である宮崎工場における取り組みを推進しており、過去5年間では「エネルギー使用の合理化に関する法律」を1%上回る年間平均2.4%のエネルギー消費量の削減に加え、エネルギーの種類を見直すことで地球環境保護に寄与するものです。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2640/90453/500_281_20240627202414667d4bde7d514.jpg
1800枚のソーラーパネルを敷地内に設置した宮崎工場(宮崎市清武町)
バクスターの腎臓ケアおよび急性期治療事業における日本の代表取締役社長である河野行成は、「私たちは日本全国の『おうち透析(腹膜透析)』を行う患者さんが、自分らしいライフスタイルと治療の両立を可能にする、信頼されるパートナーでありたいと考えています。宮崎工場において、新たに太陽光発電システムを導入することで、患者さんが治療において必要とする透析液のより安定的な製造・供給を支援します。今後も、温室効果ガス排出量の削減に努めるとともに、地域社会における植林や清掃活動など、持続可能な社会の実現に貢献し続けてまいります」と述べています。
※1 「おうち透析」とは:バクスターは在宅での治療となる腹膜透析および在宅血液透析をより多くの患者さんに認知していただくために「おうち透析」と名付けました
※2 2023 Ernst & Young, Australia バクスターの日本における経済効果レポート
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