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当社持分法適用関連会社Gearbulk社の連結子会社化について

Digital PR Platform / 2024年6月26日 10時8分

当社持分法適用関連会社Gearbulk社の連結子会社化について

株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社持分法適用関連会社Gearbulk Holding AG(社長:Kristian Jebsen、本社:スイス、読み「ギアバルク」、以下「Gearbulk社」註)を事業再編した上、2025年1月頃を目途に、当社がその株式の72%相当を取得し連結子会社化することを決定しました。

※詳細につきましては、以下の適時開示情報をご参照ください。
URL:https://ir.mol.co.jp/ja/ir/ir_news/ir_news6061750740054572659/main/0/link/2024.0625_TSE(J).pdf

Gearbulk社は60隻の船隊を有する「オープンハッチ船」の世界最大手で、パルプや鋼材などの半製品を輸送貨物の柱として、小口の貨物やプロジェクト貨物との相積みにより成長してきた実績があり、高い輸送ノウハウと船舶管理品質を誇っています。当社事業に、新たにGearbulk社の「オープンハッチ船」事業を加えることで、幅広い船種による多様な輸送サービス提供が可能となります。

Gearbulk社の連結子会社化により、世界中に張り巡らしたネットワークの活用による営業基盤の拡充、新規事業機会の創出、効率配船といったシナジーを生み出すと共に、Gearbulk社の提供するサービスの一層の強化を図ります。これらが他社との差別化、コスト競争力・顧客ネットワークの強化に大きく寄与すると期待しています。

「オープンハッチ船」は箱型の船艙と船艙幅の広いハッチを持ち、パルプ、鋼材、アルミインゴットなどの半製品を効率的に輸送し荷役することができます。また、ハッチやデッキ上に貨物を積載することも可能な仕様で、風力発電関連資材等のプロジェクト貨物や重量物の輸送も可能です。

グループ全体の経営資源を結集させ強化を図ることで、収益成長を加速させるとともに、持続的な企業価値向上に努めてまいります。

(註)
Gearbulk Holding AG
本社所在地 : スイス
設立 :2014年10月
事業内容 : オープンハッチ船 船主および船舶管理、当社49%出資持分法適用関連会社
現行株主:当社49%、Halberton Holding Ltd. (Kristian Jebsen氏投資会社)51%


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2741/90555/700_174_20240626094945667b65a99fb28.png



【オープンハッチ船】
左:オープンハッチ・ジブクレーン船、右:オープンハッチ・ガントリークレーン船



[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2741/90555/700_202_20240626094855667b65772fd1b.jpg


【船艙(カーゴホールド)形状の違い】
左:オープンハッチ船、右:一般バルカー



[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2741/90555/700_222_20240626094900667b657cdb5c7.jpg

【オープンハッチ船のカーゴ例】
左よりベールパルプ、鋼材、アルミインゴット、風力発電用タワー


本件に関するお問合わせ先
株式会社商船三井 コーポレートコミュニケーション部 メディア広報チーム
E-mail:mrtmo @molgroup.com / TEL:03-3587-7015

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