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江戸川大学の「スポーツ指導者論Ⅰ」で元プロ野球選手の内川聖一さんによる特別講義を実施 ― 競技との向き合い方や指導者との出会いなどについて語る

Digital PR Platform / 2024年7月7日 14時5分

江戸川大学の「スポーツ指導者論Ⅰ」で元プロ野球選手の内川聖一さんによる特別講義を実施 ― 競技との向き合い方や指導者との出会いなどについて語る



江戸川大学(千葉県流山市)社会学部経営社会学科の仁志敏久客員教授は7月3日、担当科目「スポーツ指導者論Ⅰ」に元プロ野球選手の内川聖一さんを招いて特別講義を実施。少年野球時代から父親が監督だった高校時代、今もNPB記録として輝く右打者シーズン最高打率.378を達成した2008年シーズンの飛躍、WBCでの栄光と悔恨など、内川さんが野球人生のさまざまなステージで、どのように競技と向き合っていたのか、また、どのような指導者との出会いがあり、受けた指導がどのように自身の糧となったかといったことを語った。




 仁志敏久客員教授は1995年から2010年までプロ野球選手として活躍。その後、テレビ、ラジオでの野球解説や執筆活動、野球指導者への指導者講習会や2017年WBC日本代表内野守備走塁コーチなどを務め、2020年に江戸川大学社会学部経営社会学科の客員教授に就任。2年生以上を対象とした「スポーツ指導者論Ⅰ」を半期14回(100分授業)にわたって担当している。

 「スポーツ指導者論Ⅰ」は、スポーツ指導者の役割や使命、プレイヤーの心理的な動向把握、最適なコミュニケーション能力、現場における問題解決方法、トレーニング計画立案のノウハウなどを学生と議論する講義。今回行われた特別講義は、仁志客員教授が聞き手となる形で進行した。

 内川さんは、幼少期からプロ生活を終えるまで歩んできた野球人生のさまざまなステージで、どのように競技と向き合っていたのか、また、どのような指導者との出会いがあり、受けた指導がどのように自身の糧となったかについて語った。
 「少年野球時代の指導者は、結果も大事だけど日々やるべきことをしっかりすることがもっと大切だと説いてくれた。結果が出ず自分が沈んでいる時は見逃さずに声をかけてくれた。この出会いがあって、今の自分があると思う」「巨人という強いチームから移籍してきてチームメートとなった仁志さんに、『あのプレーの意味は?』と毎日のように質問攻めにしていた。『考えて野球をする』とはどういうことかを教えてもらった」など、落ち着きながらも熱のこもった語り口で話し、学生らは内川さんの話に引き込まれていた。
 また質疑応答では「内川さんにとって理想の指導者像は」など多くの質問が挙がり、そのすべてに真摯に回答していた。

 今回の特別講義は、将来スポーツ指導者を目指す学生や、競技者として大学スポーツに打ち込む学生にとって、多くの示唆を得られる特別な時間になったようだった。

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