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積水ハウスとシンク・ネイチャー 生物多様性可視化提案ツールを共同開発、試験運用開始 ~住宅の植栽提案でネイチャー・ポジティブの効果を可視化~

Digital PR Platform / 2024年7月9日 14時30分

■「生物多様性可視化提案ツール(仮称)」について
 当社ではお客様への住宅設計時に担当者が、当社独自の庭づくりの庭木提案ガイドブック(庭木セレクトブック)から植栽樹種を選択してお客様に提案しています。今回、当社とシンク・ネイチャーが共同開発した当ツールでは、当社の庭木セレクトブックの樹種データが収録されており、シンク・ネイチャーの生物多様性ビッグデータを活用して、建築地で、生物多様性保全効果の高い最適な樹種の組み合わせを抽出、設計段階での生物多様性保全効果の可視化を実現します。設計担当者は効果が高い植栽樹種の組み合わせリストから容易かつ迅速に、生物多様性保全効果の科学的なエビデンスの取れた提案が可能となり、外構提案の満足度の向上に繋がると考えます。当ツールを活用して暮らしに寄り添う外構を設計し、住まい手の幸せ向上とネイチャー・ポジティブの推進に貢献します。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2677/91270/600_231_20240708151239668b83574c377.png


建築地に合わせた生物多様性にとって最適な樹種の組み合わせを抽出


■「生物多様性可視化提案ツール(仮称)」操作イメージ
社内における利用ツールとして、当社社員がPC、iPadなどの端末画面から入力します。
❶入力画面:建築地の住所と樹種数を入力(お客様のご希望に沿って、樹種や設計提案を調整可能)
❷選択画面:生物多様性保全効果の高い樹種の組み合わせ上位10組を表示
❸出力画面:評価につながる3点(樹種組み合わせ、呼べる鳥、チョウ)が出力され、樹種の組み合わせの効果として、生物多様性保全効果を可視化
           

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2677/91270/700_546_20240708151238668b8356da760.jpg



■積水ハウスの「5本の樹」計画について
 「5本の樹」計画は、当社が 2001 年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3 本は鳥のために、2 本は蝶のために”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土にあった在来樹種を中心とした庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は88.6万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は2,000万本を達成しました。

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