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アイリスオーヤマの食品事業、30年に売上1,000億円へ 鳥栖工場、新たに食品の生産開始 

Digital PR Platform / 2024年7月9日 13時37分

アイリスオーヤマの食品事業、30年に売上1,000億円へ
鳥栖工場、新たに食品の生産開始 

アジア圏と西日本へ輸出拠点に

 アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、本日、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)でパックごはんと炭酸水の本格生産を開始します。同工場は西日本における食品の生産・物流拠点、ASEAN含むアジア圏への輸出拠点となります。

 当社は、東日本大震災の被災地支援と農業復興を目的に2013年に精米事業に参入しました。2015年にはパックごはん事業に参入、2017年には角田工場(宮城県角田市)で自社生産を開始し、その後も生産設備を増設してきました。2021年には、首都直下型地震や南海トラフ地震など、高い確率で発生が予想される災害発生時における飲料水供給の課題解決を目指して飲料水事業に参入し、2023年には富士小山工場に続き2拠点目となる富士裾野工場(静岡県裾野市)の稼働を開始するなど食品の生産・供給体制を強化しています。

 今回、鳥栖工場で食品の本格生産を開始することで、パックごはんは角田工場(宮城県角田市)と合わせた2工場で計6ライン体制、日産約120万食の生産能力となります。今後鳥栖工場で稼働予定の2ライン目を加えると日産約140万食となる見込みです。炭酸水は、国内3工場で計4ライン体制、1時間当たりの生産能力は約9万4,000本に上り、今後更なる増設を計画しています。

 日本の食品輸出額は伸長しており、パックごはんは2023年には2019年比で約2倍の10億円(※1)、清涼飲料水は2023年には2013年比で約4.3倍の536.7億円(※2)と伸長し、海外での需要が高まっています。農林水産省では、海外や加⼯・業務⽤等の新市場を安定的に獲得していくための拠点整備転換等に対して総合的に支援する「産地生産基盤パワーアップ事業」(※3)を行うなど食品輸出を後押ししています。鳥栖工場は、同事業を活用してパックごはんの設備を導入し、ASEAN含むアジア圏への食品の輸出拠点と位置付け、2030年のパックごはんと飲料水の輸出額はそれぞれ、30億円と50億円を見込んでいます。

 また、鳥栖工場では、炭酸水の新ブランド「CRYSTAL SPARK(クリスタルスパーク)」を国内工場で初めて生産します。ネーミングから味わいがイメージしやすく、爽快に弾ける炭酸の爽やかさ、毎日の暮らしに煌めきを添えたいといった想いを込めた商品です。「CRYSTAL SPARK(クリスタルスパーク)の発売を機に炭酸水ブランドの確立を目指します。

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