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共立女子大学・共立女子短期大学が在学生への生理用品を無償配布。受験生向けの入学試験特別措置対応(月経痛、月経随伴症状)もスタート

Digital PR Platform / 2024年7月10日 14時5分

共立女子大学・共立女子短期大学が在学生への生理用品を無償配布。受験生向けの入学試験特別措置対応(月経痛、月経随伴症状)もスタート



ダイバーシティ&インクルージョンの推進の観点から学内トイレで生理用品の無償配布を開始すると共に、入学試験の特別措置対応に月経痛・月経随伴症状を追加




共立女子大学・共立女子短期大学(東京都千代田区)では、昨今社会問題となっている「生理の貧困」への対応と、ダイバーシティ&インクルージョンの推進の観点から、在学生向けに生理用品無償配布を開始しました。

本学では、かねてより看護学部の教員有志が学内トイレに生理用品を設置していましたが、大学として社会問題に取り組む目的で、昨年、ナプキン無償配布と自動開閉式サニタリーボックスの設置をモニター実施しました。この対応について学生にアンケートを実施したところ、多くの学生が肯定的に捉えていること、「生理の貧困」を身近な問題と認識していることから、大学として生理用品無償配布を開始しました。
この取組を学生サービス向上のみならず、学生や教職員が「生理について考える」きっかけとするため、今後は「女性の健康、福祉の向上、ジェンダー平等、生理の多様性への理解」などについて考え、意見交換する動きに繋げていくことを考えています。


また、入学試験においても受験生が普段の力を存分に発揮できるよう、追試験申請の対象に新たに月経痛・月経随伴症状を追加しました。6月に文部科学省より通知された2025年度大学入学者選抜実施要項に、生理痛などの月経随伴症状による欠席例が初めて明記されたことから、公立高校入試に続いて大学にも同様の取り組みを求められています。

■生理用品の無償配布 概要
2024年6月10日より開始
活動内容:学内の女子トイレに『生理用品無償配布ディスペンサー』を設置(自動開閉式サニタリーボックスも併せて設置)
利用方法:必要な学生がディスペンサーより自由に生理用品を取って利用可能

【活動の主な目的】
〇生理の貧困への対応
経済的支援:経済的に困難な学生が、教育を受けるための最低限の安心を確保するため。

〇ダイバーシティ&インクルージョン
多様性への理解:生理という身近な問題を通じて、経済的な違い・家庭環境の違い・国籍による違い・病気や障害による違い等、考える機会となり多様性への理解を深めるため。

〇学生の福祉向上
健康支援:学生の健康と福祉を支援し、学業に集中できる環境を提供するため。
心理的負担軽減:突発的な生理に対応できるようにすることで、心の負担を軽減するため。
アクセス:必要な人が必要な時に平等に生理用品を利用できる環境を整えるため。

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