聖心女子大学が株式会社ANA総合研究所との連携に関する基本協定を締結 ― 8月18日にはANAグループ勤務のOGが登壇する産学連携イベントも開催

聖心女子大学（東京都渋谷区、学長：安達まみ）は7月2日（火）、株式会社ANA総合研究所（本社：東京都港区、代表取締役社長：㓛刀秀記）と連携に関する基本協定を締結した。これは、人的・知的資源の交流と活用を図り、連携のもと教育・研究等の分野において相互に協力し、社会の発展と教養豊かな国際的人材育成に寄与することを目的としたもの。同協定に基づく連携事業の第1弾として、8月18日（日）に「聖心女子大学の考える国際貢献 ―英語コミュニケーションの広がり―」を開催。ANAグループに勤務する同大OGが登壇し、「世界で生きる英語コミュニケーションについて」をテーマにパネルディスカッションを行う。




　聖心女子大学ではこれまでにも、ANAグループと連携した実践的な課題解決型授業を開講している。このたびの協定を機に、両者の強みを活かして各種分野で共同の取り組みを実現し、地域社会の持続的な発展に貢献していくことを目指す。

　なお同協定に基づく連携事業の一環として、8月18日（日）には国際貢献をテーマとしたイベントを開催。ANA総合研究所客員研究員の春日栄都子氏による基調講演をはじめ、ANAグローバルマーケティング部や客室センターに所属する同大OGらによるパネルディスカッションが行われる。
　また、後期からは連携授業 英語基礎研究10-2「Hospitality in Communication」を開講。ビジネス社会の対人関係で生かせる英語を目指し、実践的な講義が行われる。

■協定項目
（1）教育、研究、文化の発展・向上に関する相互支援
（2）聖心女子大学の学生及び教職員とANAグループ社員の相互交流
（3）人材育成・キャリア形成に資する支援に関すること
（4）聖心女子大学の学生及び教職員の研究成果・活動をANAグループの業務に活かすこと
（5）地域社会の発展・活性化に関すること
（6）その他、相互に連携・協力が必要と認められること

■協定締結に関して
・聖心女子大学学長　安達まみ
　聖心の教育は1801年にフランスで創設されました。当時の建学の精神には、すでに学業の成果をもって社会との関わりを深める女性の育成が謳われています。本学でも開学以来、一貫して社会連携・社会貢献活動に取り組んで参りました。
　この度の連携協定締結により、社会の発展に貢献する新たな価値創造・提供を推進し、女性活躍・地域活性化支援等に取り組む御社と、本学の建学の精神や教育理念とを照応させ、持続可能な社会の実現に向けた社会課題の解決、新しい価値の創造を更に進め、発信してまいることができれば幸いに存じます。