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大規模修復が進む武庫川女子大学甲子園会館で 東棟の屋根瓦の葺き替えが完了。 竣工当時の色彩がよみがえりました。

Digital PR Platform / 2024年7月16日 20時5分

 「一色の瓦で覆われた巨大な屋根にならないよう、屋根の向こうに見える松や楠のように多様な色の集合体からなる色の屋根を目指しました」と岡﨑学部長。

 屋根の葺き替えに伴い、各屋根の頂点に設置されていた陶製の部品から構成されている棟飾りも降ろし、修復しました。棟飾りは下から露盤、四つの打出の小槌、水煙の各陶製部品が、屋根裏の木造の軸組みから立ち上げた約2.6メートルの芯柱(鉄パイプ)にモルタルで固定されていました。芯柱をステンレスの鋼管に変更し、各陶製部品を補修し、ステンレス鋼で芯柱から支持するという方法に改めました。

 これらの作業には、瓦職人や鉄工所の技術者、大工、設計者としての建築学科の教員、大学院の授業「実務演習」で参加した大学院の学生、施設部の技術者ら多くの人が関わっており、まさに"令和の大修復"というべき技の結集となっています。


▼本件に関する問い合わせ先
武庫川女子大学広報室
広報室
住所:西宮市池開町6-46
TEL:0798-45-3533
メール:kohos@mukogawa-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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