NSGグループにおける各国のDEI活動について

-誰もがベストを尽くせるインクルーシブな組織を目指して-

　日本板硝子（NSGグループ）は、当社グループのコアバリューの一つである「人を尊重し、人を活かす」に基づき、「Diversity, Equity & Inclusion (DEI)」を推進し、社員それぞれの強みと育成に焦点をあて、誰もがベストを尽くせるインクルーシブな組織の実現を目指しています。
この取り組みの一環として、去る６月のプライド月間（世界各国で行われるLGBTQ+の権利を啓発する活動やイベントが実施される期間）に、各国のグループ拠点でLGBTQ＋について考える活動が実施されましたので、その事例の一部をご紹介します。

"Respecting Differences Makes All the Difference’’キャンペーン（ブラジル）
　ブラジルの事業所では、「Respecting Differences Makes All the Difference（違いを尊重することですべてが変わる）」と名付けたキャンペーンを実施しました。本キャンペーンは、ブラジルの有名コンサルティング会社である4CO Comunicação e Cultura Organizacional社が主導し、参加型、オンライン型レクチャーや各種ツールを通じ、より包括的で調和のとれた職場を醸成するための教育プログラムを実施しました。本キャンペーンを足掛かりに、一人ひとりのユニークな貢献が評価されるような、インクルーシブな職場づくりを目指していきます。


https://www.youtube.com/watch?v=CbFQ1IK3l-E

動画：「Respecting Differences Makes All the Difference」キャンペーン
YouTubeリンク：https://youtu.be/CbFQ1IK3l-E


女性社員向けキャリアワークショップ（日本）
　女性社員同士のネットワーク作りや女性特有の課題とキャリアについて考えることを目的にした本活動は、2020年10月から定期的にオンラインで開催されており、普段の業務では交流のない女性社員同士が事業所や年齢の枠を超えてコミュニケーションを行うことで、モチベーションの向上につなげています。
今回のワークショップでは、いつもと少し趣向を変え、「職場におけるLGBTQ＋」をテーマに、男性社員も参加したフリーディスカッションを行いました。「職場での理解をすすめるために何をしたら良いか」「私たちひとり一人に出来ることは何か」などについて話し合い、参加者からは、「知らないことが多いため、他社の動きなども勉強してみようと思った」、「違う職場の方の考えが聞けて良かった」「当事者の方のセミナーを聞いてもっと勉強してみたい」など、開かれた職場づくりに向けた前向きな声が多く寄せられました。