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JICA緒方研究所・国際連合大学共催ナレッジフォーラムのご案内:AIはアフリカに何をもたらすのか(7月30日(火)14:30-16:00)

Digital PR Platform / 2024年7月18日 16時28分

「信頼で世界をつなぐ」をビジョンに掲げ、日本の政府開発援助(ODA)実施機関として開発途上国への国際協力を行っている独立行政法人国際協力機構(JICA)の緒方貞子平和開発研究所(所長:峯陽一、所在地:東京都新宿区、以下:JICA緒方研究所)は、7月30日(火)14時30分から標記ナレッジフォーラムを開催します。来年(2025年)開催予定の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)も念頭に置きつつ、アフリカの開発における人工知能(AI)技術の課題と可能性について議論を深めます。フォーラムはオンラインでの開催となります。お気軽にご参加ください。

人工知能(AI)技術の進歩はさまざまな分野で恩恵をもたらす一方で、AIが生み出す偽・誤情報、技術の独占、軍事利用、監視システムや個人情報の悪用といったリスクや、国家間や国内でのデジタル格差の深刻化なども危惧されています。AIがもたらすリスクに対応しながらその恩恵を最大限に引き出すために、ガバナンスの枠組みや原則について国連等で議論が進められています。しかし、こうした取り組みは先進国主導で進められており、途上国や多様なステークホルダーの声を十分に反映していないという批判もあります。リスクを管理し、技術の開発・活用を進め、公平に利益が配分できるよう、途上国も含めた国際社会全体でAIに関するルール作りをすることが求められています。

アフリカでは、既にデジタルネイティブの若者世代が多数派を占め、AI技術の進歩による影響が増大する中で、その活用に関する戦略や政策に関する議論が活発化しています。人口も、2050年までに世界の1/4を占めるまでに増加すると推測され、AIの利活用についてもますます活発になると考えられます。

今回のフォーラムでは、このように存在感を増すアフリカにおけるAIの課題と可能性について議論を行います。基調講演として、南アフリカ共和国出身のチリツィ・マルワラ国際連合大学学長 兼 国際連合事務次長が、AI技術の進歩がアフリカの開発に与えるリスクと可能性について講演します。その後、JICA緒方貞子平和開発研究所の峯陽一研究所長とJICAガバナンス・平和構築部STI・DX室の山中敦之国際協力専門員が加わり、アフリカがAI技術の利益を享受し、人間の安全保障と質の高い成長を実現するために何が必要か、議論を深めます。


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