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人機一体感を向上する自動変速機構 「Y-AMT」 を開発~クラッチ操作からの解放で、直感的かつ意のままに二輪車を操る楽しさを創出~

Digital PR Platform / 2024年7月26日 13時0分

■小気味よく、素早く、ショックが少ない変速機構
 MT車でのギアチェンジは、左手によるクラッチ操作と、左足によるシフト操作によって行います。「Y-AMT」は、これらのアクションをアクチュエーターが担うことで、ギアチェンジを自動化したシステムです。ベースとなるMT車の変速機構に大きな変更を加えることなく、人の操作をメカニズムが代替するため、MT車の魅力であるダイレクトな変速フィーリングや小気味よさはそのまま引き継がれます。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1619/92292/700_368_2024072414314366a091bf41f72.jpg


スプリング内蔵シフトロッド断面図*¹

 ギアチェンジに際しては、ECU(エンジンの制御を司るエンジンコントロールユニット)とMCU(アクチュエーターの制御を司るモーターコントロールユニット)が通信で連携。ECUは、シフトアップ時のエンジン点火/噴射、シフトダウン時の電子制御スロットルなどをコントロールします。またMCUは、最適なシフト操作/クラッチ操作をアクチュエーターに指示します。
 高回転時にはクラッチを完全に切らない状況に応じた最適な制御や、シフトロッド内へのスプリング挿入による変速時間の短縮、前述のエンジン制御とクラッチ制御の協調等により、素早いギアチェンジと変速ショックの低減を両立。ライダーの意思に沿った自然な変速フィーリングを実現しました。

■快適性とスポーツ性を高次元で両立
 「Y-AMT」は、ハンドシフトによる「MTモード」に加え、変速を自動化する「ATモード」を備えています。モードの変更は、ハンドルスイッチボックスに備えた切替ボタンで行います。



[画像3]https://digitalpr.jp/simg/1619/92292/700_404_2024072514173966a1dff3cc7a6.jpg
左ハンドル シフトレバー




[画像4]https://digitalpr.jp/simg/1619/92292/700_386_2024072514173966a1dff3e58d0.jpg

右ハンドル 切替ボタン

 MTモードは、クラッチおよびシフトペダルの操作からライダーを解放し、MT車と同等以上にスムーズかつ素早いギアチェンジを可能とします。アクセルを開けたままシフトレバーを操作するだけで、エンジン性能を最大限に生かした爽快な加速が得られます。また、変速ショック抑制によるコーナリング中の安定感向上、シフトペダル操作不要による下半身でのホールド感向上、ライディングポジションの自由度向上などにも貢献します。
 ATモードでは、車速やアクセル開度に応じて自動的に最適なギアを選択するため、ライダーが行うのはアクセルとブレーキ操作だけです。これにより、頻繁なギアチェンジが必要だった市街地走行や、ロングツーリングなどでのライダーの負担を大幅に軽減します。

■ベース車両の良さを損なわない軽量・スリム・コンパクトなユニット
 ベース車両のMT変速機構に、シフト操作を行うシフトアクチェーター、クラッチ操作を行うクラッチアクチュエーターなどを搭載したのが、「Y-AMT」の基本となる構成です。ユニット重量は約2.8kgと軽量かつスリム・コンパクトな設計で、ベース車両本来のスタイリングやハンドリングへの影響を最小限に抑えました。


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/1619/92292/700_549_2024072414314266a091be8dd93.jpg


Y-AMT搭載レイアウト*²

左: シフトアクチュエーター
右: クラッチアクチュエーター


注) ※1 / ※2の画像はCGによるイメージです。仕様が一部異なる場合があります。




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