英国事業所にグリーン水素製造プラントを設置
Digital PR Platform / 2024年7月29日 11時0分
以上
[関係者コメント]
ピルキントンUK社 マネージング・ディレクター Neil Syder
当社のグリーンゲート工場でコスト効率に優れたグリーン水素を確保することで、Lowカーボンガラスの生産を恒久的に拡大することができ、このガラスの使用がより一般的になることで、サステナブルな建築市場の実現が可能となります。
事業所内でグリーン水素を製造する私たちの計画は、世界のガラスメーカーの脱炭素化の取り組みにおける先進的な事例となるでしょう。また、年間15,000tのCO2排出を恒久的に削減できることは、当社グループが掲げる「科学的根拠に基いた目標」としてSBTイニシアティブ(SBTi)に認定された目標、およびカーボンニュートラルの達成に向けた大きな前進となります。
グレニアン・ハイドロジェン社 CEO Adam Baddeley氏
グレニアン・ハイドロジェン社は、ピルキントンUK社のグリーンゲート事業所でグリーン水素プロジェクトを進めることができ、大変嬉しく思っています。このプロジェクトは、2021年に実施された商業規模の実証試験で、水素を使用した安全な操業が確認されたことに基づいており、2027年に操業を開始できるよう15年間に渡る政府補助の手続きを進めています。
ピルキントンUK社はその業態の特性上、多くのエネルギーを使用しており、その一部をグリーン水素に切り替えることで、工場からのCO2排出量を大幅に削減することが期待できます。このプロジェクトはセントへレンズをはじめリバプール地域の持続可能なエネルギー・ソリューションを構築する上で、エキサイティングな一歩となるでしょう。
*1 SBTイニシアティブ(SBTi)とは
CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)およびWWF(世界自然保護基金)による共同イニシアティブで、気候変動リスクの低減に向けて企業に対し、科学的知見と整合した温室効果ガス削減目標の設定を推進しています。
グレニアン・ハイドロジェン社について
グレニアン・ハイドロジェン社(Grenian Hydrogen)は、低炭素エネルギー・プロジェクト開発企業であるProgressive Energy社、欧州最大の再生可能エネルギー発電企業であるStatkraft社、持続可能性を重視するオルタナティブ資産投資管理会社であるForesight社で構成されています。 このコンソーシアムは、英国イングランド北西部と北ウェールズで、複数の低炭素(グリーン)水素製造プラントを開発しています。
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