U-Factor®液による治療薬開発を目指す株式会社U-Factorが東京慈恵会医科大学と共同研究契約を締結
Digital PR Platform / 2024年7月30日 9時0分
~ALSおよびパーキンソン病に関する研究を実施~
乳歯由来歯髄幹細胞培養上清液「U-Factor®液」で、筋萎縮性側索硬化症(以下:ALS)やアルツハイマー型認知症などの難治性疾患の治療薬製剤化を目指している株式会社U-Factor(本社:東京都千代田区、代表取締役:井島英博、以下:当社)は、東京慈恵会医科大学(東京都港区、学長:松藤千弥、研究者:再生医学研究部 教授 岡野James洋尚)とALSおよびパーキンソン病を対象にした共同研究契約(以下:本研究)を、2024年7月22日に締結しました。
乳歯由来歯髄幹細胞培養上清液「U-Factor®液」で、筋萎縮性側索硬化症(以下:ALS)やアルツハイマー型認知症などの難治性疾患の治療薬製剤化を目指している株式会社U-Factor(本社:東京都千代田区、代表取締役:井島英博、以下:当社)は、東京慈恵会医科大学(東京都港区、学長:松藤千弥、研究者:再生医学研究部 教授 岡野James洋尚)とALSおよびパーキンソン病を対象にした共同研究契約(以下:本研究)を、2024年7月22日に締結しました。
1.背景
当社は、2020年3月から独自開発した培養上清液「U-Factor®液」を用いて、様々な外部研究機関と共同研究を実施してきています。2021年から国立研究開発法人産業総合技術研究所、2022年より慶應義塾大学医学部、2024年には東京女子医科大学とU-Factor®液を用いた共同研究を実施している中、東京慈恵会医科大学と、ALSおよびパーキンソン病を対象に、U-Factor®液の効果検証を行う共同研究を新たに開始することに致しました。
2.ALSとは
ALSは、運動ニューロンが選択的に障害される進行性の神経変性疾患であり、有病率は人口10万人あたり約6人と言われています。ALSは、徐々に筋力が低下することにより運動機能が低下し、最終的には呼吸筋を含む全身の筋肉が麻痺します。治療法は確立されておらず、病気の進行を遅らせる薬剤が一部で使用されているのみで、根治的な治療法の開発が急務となっています。
3.パーキンソン病とは
パーキンソン病は、中脳の黒質に存在するドーパミン神経細胞が徐々に減少することにより、運動機能が障害される慢性進行性の神経変性疾患です。有病率は65歳以上の人口の約1%とされています。症状としては、手足の震え、筋肉のこわばり、動作の遅れなどが挙げられます。症状の進行を完全に抑えることは難しく、治療法の改善と新たな治療法の開発が求められています。
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