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インドネシア子会社で高吸水性樹脂(SAP)製造設備増設

Digital PR Platform / 2024年8月2日 10時0分

~アジア圏内の紙おむつ需要に対応~

株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:野田和宏、以下「日本触媒」)は、本年7月30日開催の取締役会において、インドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIAでの高吸水性樹脂製造設備(年産5万トン)の増設を決議しました。

1.背景および投資目的
 当社のコア事業のひとつである高吸水性樹脂(以下「SAP」)は、紙おむつの原料としてグローバルで需要が堅調に伸びており、特に人口増加が見込める地域においてはさらに旺盛な市場伸長が見込まれております。
 日本触媒グループのインドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下「NSI」)においては2023年4月にSAPの原料でもあるアクリル酸(以下「AA」)の製造設備を10万トン/年増強し(増強後AA生産能力24万トン/年)、AAからSAPを一貫生産する強みを活かしてアジア圏内の旺盛なSAP需要の伸びに対応するため、このたび、NSIにてSAPの増設を行うことが最適であるとの判断に至りました。一方で、姫路のSAPプラントの内、生産性の低い旧型設備については、今後、必要に応じて停止措置を行うことで、日本触媒グループでの全体最適を図ってまいります。

2.投資の内容
生産能力 SAP 5万トン/年
     (既存能力9万トン/年と合わせて計14万トン/年の生産能力となる)
時期   2027年1月末完工、2027年7月商業運転開始
場所   NSI既存敷地内
設備投資金額 約110百万米ドル

3.NSIの概要
設立   1996年8月
所在地  インドネシア共和国バンテン州チレゴン市(本社および工場)
代表者名 吉本 進一郎(よしもと しんいちろう)
事業内容 アクリル酸およびアクリル酸エステル、高吸水性樹脂の製造・販売
資本金  120百万米ドル(払込資本金) 日本触媒99.9%出資
従業員数 448名(2024年3月末現在)
ウェブサイト https://shokubai.co.id/

4.業績に与える影響
 今年度および来年度の業績予想には何ら影響を与えるものではありませんが、2027年度以降については、上記設備を有効に活用し、既存のAA/SAP生産とのバランスを取りながら収益の最大化を図ってまいります。


【関連リリース】
・2023. 5. 24 インドネシアのグループ会社でアクリル酸製造設備の完工式を開催
https://www.shokubai.co.jp/ja/news/2023052411239/

以上

日本触媒について:
1941年の創業以来、自社開発の触媒技術を核としてグローバルに活動する化学メーカー。紙おむつに使われ、世界 1 位のシェアを誇る高吸水性樹脂(2022 年当社調べ)やリチウムイオン電池材料など、人と社会から必要とされる素材・ソリューションをお届けします。グループ企業理念「TechnoAmenity ~私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」のもと、長年培ってきた技術力を通じて皆様に豊かさ・快適さを提供しています。
詳しくはこちら:https://www.shokubai.co.jp


本件に関するお問合わせ先
株式会社日本触媒 コーポレート・コミュニケーション部
TEL:03-3506-7605 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2
E-mail: shokubai@shokubai.co.jp

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