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東京家政大学が板橋区との協働事業「いたばし未来子ども大学」を実施 ― 大学教員による講義で子どもたちの学習意欲の向上を図り、将来の夢を育むきっかけを提供

Digital PR Platform / 2024年8月5日 20時5分

東京家政大学が板橋区との協働事業「いたばし未来子ども大学」を実施 ― 大学教員による講義で子どもたちの学習意欲の向上を図り、将来の夢を育むきっかけを提供



東京家政大学(東京都板橋区/学長:井上俊哉)は、板橋区教育委員会との協働事業「いたばし未来子ども大学」(主催:板橋区教育委員会事務局 協力:東京家政大学、大東文化大学)を実施した。これは、子どもたちの学習意欲の向上や将来の夢を育むきっかけとなることを目的として、大学の教員や専門家による講義や体験活動を提供する取り組み。7月27日・31日・8月3日の3日間行われ、東京家政大学では環境共生学科の片田真一先生による「ヒトは生き物に名前をつける。『生き物の“名前”採集プロジェクト』」と、栄養学科の鍋谷浩志先生による「食べることと環境問題 ―分けることの役わり―」を開講した。当日は小学4~6年生30名が参加し、子どもたちにとって夏休みに新たな学びに触れるよい機会となった。




 「いたばし未来子ども大学」は、大学が持つ教育力や幅広い分野での研究などを基盤とした取り組みで、令和6年度は環境問題を身近に感じてもらうための講座を開講。東京家政大学と大東文化大学が協力し、大学の施設も利用して行われた。なお、実施にあたっては、両大学の学生ボランティアもサポートとして参加した。

 東京家政大学では7月31日に開講。環境共生学科・片田先生による「ヒトは生き物に名前をつける。『生き物の"名前"採集プロジェクト』」では、自然豊かなキャンパスの中でさまざまな生き物を探し、実際に見て触れて観察することで、生き物を身近に感じる体験をした。また、図鑑や標本で捕まえた生き物の名前を調べ、子どもたちはより理解を深めることができた。

 栄養学科・鍋谷先生による「食べることと環境問題 ―分けることの役わり―」では、食品加工学実習室で実際に豆腐作りを見学しながら、日本の大事な食文化「大豆」について学習。また、ジュースが凍るときにできる氷の結晶は純粋な水分子から成っていて、凍っていない部分は濃くなるという凍結濃縮法の原理の説明を受けるとともに、チューブ型アイスを食べながら、はじめと終わりでチューブから出てくるジュースの濃さが違うことを舌で確認し、凍結を利用した水の分離の現象を体験した。
 講義の最後には将来の自分へのプレゼントとして思い思いのものを缶に入れ、専用の機械を用いた缶詰作り体験も行った。

 このたびの「いたばし未来子ども大学」を通して子どもたちは、楽しく学びながら環境問題について身近に感じる体験を得た。同大では今後も地域との連携を図り、さまざまな取り組みを推進していく予定。


●参加した子どもの感想
・木の表面や穴の中、岩の裏や葉っぱの下、色々な場所に生き物がいて見つけるのが楽しかった。
・普段虫は絶対に触らないけど、今日は勇気を出して触ってみた。
・見た目は似ていても、図鑑で調べてみると種類や名前が違うことに気づいた。生き物っておもしろい。
・お豆腐の作り方がわかっておもしろかった。家で作ってみたい。
・缶詰には、今日の写真と将来の自分への手紙を入れた。開けるのが楽しみ。


▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学 広報・宣伝部
TEL:03-3961-5690
メール:koho@tokyo-kasei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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