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実践女子大学所蔵の源氏物語・和歌コレクション展 豊富な古典籍から厳選 貴重な優品ずらり 深い魅力の堪能を

Digital PR Platform / 2024年8月9日 20時5分

源氏研究に理系的アプローチ



 さらに、実践女子大学は、源氏物語を最新の機器など理系的手法を用いた文理融合による研究をしているのも特徴で、その成果も披露します。鎌倉時代初期に書写された源氏物語和歌集の古筆切(伝藤原良経筆、鎌倉時代初期写)では、文字の下に描かれている下絵の素材が、墨なのか、酸化した銀なのか研究者の間でも見解が分かれていましたが、蛍光X線金属分析器で下絵を分析したところ、墨と判明しました。明融本に使われている紙の材質を高精細のマイクロスコープで調べた研究成果と共に紹介します。

文学部国文学科の舟見一哉准教授の話



実践女子大学は、源氏物語を研究するという建学からの精神を受け継ぎ、源氏物語及び関連する和歌の古典籍を積極的に収集調査してきました。その数は8000点を超え、鎌倉期写本を含む貴重な一大コレクションとなっています。貴重な文化資源である古典籍がもつ、美的、精神的、社会的、歴史的、文学的価値を、研究成果と共に多くの方々に観ていただくことは、コレクションを所有する本学の社会的責務と考えます。本学学生とともに、みなさんにわかりやすい展示と解題を作成しましたので、難しく考えすぎずに足をお運びいただけますと幸いです。今回は研究調査を終えた一部の古典籍を展観しますが、今後も調査を進め、継続的に古典文学作品がもつ魅力を世界に発信していきたいと考えています。

【会 期】2024年9月9日(月)~9月29日(日)

【開館時間】10:30~17:00

【休館日】土曜日・日曜日・祝日
     ※ただし28、29日は開館

【入館料】無料

【会 場】実践女子大学香雪記念資料館
     (実践女子大学渋谷キャンパス内)

【主 催】実践女子大学 文学部 国文学科

【共 催】実践女子大学図書館
     実践女子大学文芸資料研究所

<展示>
 明融本 源氏物語、紫式部集、寂恵筆 拾遺集(重要文化財)、古筆手鑑(初公開)など計約40点

※ オープンキャンパスにて公開講座開催(高校生と保護者対象、事前予約不要・参加無料)
日時:9/16(月・祝)
   12:30~13:30 公開講座+ギャラリートーク
   14:40~15:10 ギャラリートーク
場所:渋谷キャンパス

開催内容
 ・公開講座:国文学科 舟見一哉准教授による
  (高校生・保護者向け)「源氏物語・和歌の世界にふれてみよう」
 ・ギャラリートーク

※ギャラリートークは、事前の公開講座を受けることでより理解が深まります




▼本件に関する問い合わせ先
学校法人実践女子学園
経営企画部
住所:〒150ー8538 東京都渋谷区東1ー1ー49
TEL:03ー6450ー6837(8/12日~8/20日は一斉休業期間となります。電話での問い合わせは8/21日以降にお願いします)
メール:koho-ml@jissen.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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