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「リコー 路面簡易点検支援サービス」の可搬式装置の貸出提供を本格展開

Digital PR Platform / 2024年8月23日 13時0分


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2160/93732/500_334_2024082218364066c706a8839e9.png


<「リコー 路面簡易点検支援サービス」 可搬式装置 車両搭載イメージ>



【背景】
 現在、日本国内の道路(実延長)は約122万㎞存在する中、高度経済成長期に敷設されたものも多く、老朽化への対応が社会課題になっています。現状、国や自治体で行われている舗装面の点検(路面性状点検)は、専用車両を使用した業務委託(請け負い)が主流となっていますが、全体の約7割を占める幹線道路以外の道路や生活道路を中心に、人手不足や効率面、さらには点検精度確保の観点から、最適な点検をしきれていない路線も多く存在し、課題が残っているのが実情です。
 これまで、性能保証された点検車両を保有する建設コンサルタント企業などでは、維持管理コストや運用効率面に課題があると言われています。また、点検車両を保有していない企業は、外部に作業委託することで、コストが上乗せになるという課題も存在しています。老朽化が進む社会インフラの維持管理に対し、より効率的かつ高精度な新たな技術や手法が求められています。


「リコー 路面簡易点検支援サービス」 可搬式装置の貸出提供の特徴


小型・軽量の可搬式計測装置により、これまで専用車両で使われていた路面性状点検と同等性能の機材を、お客様ご自身の車両に搭載することが可能になります。計測走行をお客様ご自身で行うことで、点検にかかるコストを抑えることができます。また、軽自動車などの小型車に搭載することで、生活道などの狭隘な路線にも対応し、より網羅的な点検につながります。
ステレオカメラ1台を用いた撮影システムで、一般に道路の維持・管理の指標として利用される「ひび割れ率」、「わだち掘れ量」、「平たん性」の3項目を計測します。ステレオカメラで路面の3次元画像と輝度画像を同時に撮影し、輝度画像のAIによる機械判読から「ひび割れ率」を、3次元画像から「わだち掘れ量」と「平たん性」を自動算出することで、効率的な点検結果作成を実現します。
上記の3項目のほか、乗り心地の指標であるIRI(クラス2手法)*2の測定や、道路維持管理の総合的な指標である「MCI(Maintenance Control Index)値」の算出も含め、計測したい項目を任意で選択が可能です。多様な評価指標に基づく網羅的かつ効率的な路面舗装状態の把握により、道路修繕の優先順位や時期の的確な判断をサポートします。

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