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【東芝】中古電気自動車(EV)の電池の状態を診断する実証事業を開始

Digital PR Platform / 2024年8月23日 11時20分

【東芝】中古電気自動車(EV)の電池の状態を診断する実証事業を開始

業界初の評価指標を確立し、 EV電池の価値算定の信頼性向上に貢献へ

2024-8-23
株式会社ファブリカコミュニケーションズ
丸紅プラックス株式会社
株式会社 東芝




中古電気自動車(EV)の電池の状態を診断する実証事業を開始
~業界初※1の評価指標を確立し、 EV電池の価値算定の信頼性向上に貢献へ~







 株式会社ファブリカコミュニケーションズ(代表取締役社長CEO:谷口政人、以下「ファブリカコミュニケーションズ」)、丸紅プラックス株式会社(代表取締役社長:曽倉義久、以下「丸紅プラックス」)、株式会社東芝(代表取締役社長執行役員 CEO:島田太郎、以下「東芝」)は、共同で中古電気自動車(EV)の電池の状態を診断する実証事業「中古車EV電池診断プロジェクト」を開始しました。東芝が保有する電池劣化診断技術を用いて、2022年4月から評価指標の確立に取り組んできた3社は、このたび試作版を完成させました。この指標を、ファブリカコミュニケーションズが運営する中古車情報サイト「車選びドットコム(https://www.kurumaerabi.com/
)」に半年間掲載することで実用性を検証します。

(掲載例)
https://www.kurumaerabi.com/usedcar/detail/20781-18277/
https://www.kurumaerabi.com/usedcar/detail/20781-17996/
https://www.kurumaerabi.com/usedcar/detail/29192-5/

 3社は、このプロジェクトを通じて、中古車市場においてEVの電池の容量や劣化状態を定量的に判断する業界で初めての指標を確立し、購入者の信頼性向上を目指します。

実証事業の背景・狙い
 EVは「脱炭素化」の主役として2030年の温室効果ガスの削減目標※2に向けて世界的に急速な市場拡大が予想され、中古EV市場もこれに伴い成長が見込まれます。しかし、中古EVの電池状態は評価が難しいという課題があります。本プロジェクトでは電池の残容量に加え、電気化学に基づいた指標を用いて電池の内部状態を可視化し、劣化度を定量的に判断する指標の確立を目指しています。


実証事業の概要
 3社は、短時間での電池測定・診断方法の確立に取り組んできました。また、株式会社電知の機材提供などによる技術協力のもと、短時間での正確な診断を実現する測定器の小型化に向けた技術を開発してきました。一方で、様々な形でのフィールドテストを実施し、市場導入に向けた要件定義および仮説検証を重ねてきました。
 今回、実用に向けた市場実装を見据えたPoC(概念実証)を実施します。本プロジェクトでは、ディーラーでの電池診断結果(測定方法や診断書、判定基準は下図1~4を参照ください)を中古自動車販売サイトに掲載することで、購入者に信頼性の高い情報を提供します。これにより中古EV市場の取引活性化と信頼性向上を推進します。

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