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【城西国際大学】看護学部 川久保悦子教授が2024年度石﨑賞を受賞しました

Digital PR Platform / 2024年8月26日 14時5分

【城西国際大学】看護学部 川久保悦子教授が2024年度石﨑賞を受賞しました



看護学部 川久保悦子教授が第24回日本認知症ケア学会大会にて「認知症に対するアクティビティケアの効果の検討」を演題に発表をおこない、石﨑賞を受賞しました。




看護学部看護学科の川久保悦子教授が2024年度石﨑賞を受賞しました。石﨑賞とは日本認知症ケア学会大会において優秀な演題発表をした者に対し贈られる賞です。
賞の選考は独創性、有用性、発展性それぞれの項目を1~10点で点数評価をし、上位約20演題に対して授与されます。
川久保教授は2024年6月15、16日に開催された第25回日本認知症ケア学会大会にて「認知症に対するアクティビティケアの効果の検討」を演題に発表をおこない、200を超える演題の中から見事 石﨑賞を受賞しました。
本研究は2022年度に科研費に採択されました。


・研究概要
今回の研究では、グループホーム入居中の認知症高齢者33名(平均年齢87歳)に3種類のアクティビティケア(アートセラピー、ぬりえ、その他の運動やゲームなどのアクティビティ)を18週間にわたり実施し、QOL評価票、行動・心理症状評価尺度、心理社会的効果評価尺度を使用して、それぞれのアクティビティケアの有効性の検討を行った。3種類の中ではアートセラピーがQOLを高める傾向があることがわかった。また、心理社会的効果では、ぬりえより、アートセラピーやその他のアクティビティ(運動やゲーム)の方が、心理社会的状態が良好であることがわかった。この2種類のアクティビティはファシリテーターが介入しており、ファシリテーターの介入は高齢者のポジティブな感情を高める効果があると考えられる。



・川久保教授コメント
認知症高齢者施設において、さまざまなアクティビティケアが日常的に実施されていますが、その効果の検証が十分でありませんでした。今後も、認知症ケアの質、向上に貢献できるように研究を進めてまいります。





【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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