1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』とタイアップします

Digital PR Platform / 2024年9月4日 10時0分

映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』とタイアップします

「手話通訳者等の意思疎通支援者」の普及啓発ポスターを作成

厚生労働省は、「手話通訳等の意思疎通支援者」の普及啓発を図るため、9月20日から全国公開となる映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』とタイアップします。

「手話通訳等の意思疎通支援者」とは、障害や難病のため意思疎通を図ることに支障がある方に、さまざまな方法でコミュニケーション支援をする人のことです。支援される方の障害の種類や程度、置かれている環境などを踏まえて、ニーズに即した支援を行います。誰もが暮らしやすい共生社会の実現のためには、情報を受け取り、伝え、相互に理解するためのコミュニケーションが欠かせないものであるため、手話通訳をはじめとする意思疎通の支援が重要です。

今回タイアップする映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、聴覚障害のある両親から生まれた子ども(コーダ※)である主人公の成長に伴う葛藤と親子の絆を描く物語です。幼少期、手話を使い当たり前のように母の通訳をしていた主人公は、成長するに従い、周囲から向けられる目に戸惑いと疎ましさを感じるようになり、逃げるように東京へ出て行きます。

「きこえる世界」と「きこえない世界」、「故郷の小さな町」と「生い立ちから自由になれる東京」、それぞれのふたつの世界を行き来しながら、さまざまな人々との出会いなどを通じて、母への気持ちに変化が生じ、親の尊さに気づいていく映画です。

作品を通して、「きこえない人」と「きこえる人」が共に生きていくこと、そして、それを手助けするのに欠かせない存在である「意思疎通支援者」について知る機会となることを願い、このたび普及啓発ポスターを作成しました。ポスターは、8月30日から3か月間、全国の聴覚障害者情報提供施設などに掲出されます。

厚生労働省は、今回の取り組みを通して、より多くの方が「手話通訳等の意思疎通支援」の活動について関心を持ち、知るきっかけとなることを期待しています。

※コーダとは
 CODA:Children of Deaf Adults / きこえない、またはきこえにくい親を持つ、聞こえる子どものこと


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2203/94101/400_566_2024082911595166cfe427bda40.jpg



【作品紹介】
宮城県の小さな港町で生まれた五十嵐大。両親の陽介と明子が聴覚障害者であることから、大は二人の「通訳」をすることが当たり前と考えていたが、成長するに従って周囲から向けられる目に戸惑いといら立ちを覚える。気丈な母親に対しても疎ましさを感じ、冷たい態度を取るようになった大は、20歳になると逃げるように東京へ出ていく。数年後、帰郷した大は、母への気持ちの変化に気づく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください