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虎屋文庫資料展「包む・彩る・伝える 虎屋のパッケージ展」を、虎屋 赤坂ギャラリー にて開催

Digital PR Platform / 2024年9月4日 13時30分

虎屋文庫資料展「包む・彩る・伝える 虎屋のパッケージ展」を、虎屋 赤坂ギャラリー にて開催


和菓子の「とらや 赤坂店」(東京都港区赤坂4-9-22)の地下1階に位置する「虎屋 赤坂ギャラリー」にて、2024年10月1日(火)~11月24日(日)の期間に、虎屋文庫資料展「包む・彩る・伝える 虎屋のパッケージ展」を開催いたします。




[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2683/94295/300_440_2024090212273066d530a27a046.jpg

■概要■
羊羹の竹皮包みは江戸時代から。 モダンなデザインのゴルフ最中の箱は大正生まれで、虎を描いた手提げ袋は昭和の高度経済成長期に考案されました。
色や形の工夫によって菓子の魅力を伝えてきた虎屋のパッケージ、およそ150点を一挙にご紹介します。

■展示内容■

ゴルフボールの箱に見える?ゴルフ最中のパッケージ
ゴルフボールを模したゴルフ最中は、三菱財閥総帥、岩﨑小彌太(いわさきこやた)の夫人からの注文がきっかけで大正15年(1926)に発売。パッケージも、ゴルフボールの箱のように作られました。今回は初代の箱から現在のものまで展示します。戦前はアールデコ風、戦後はシンプルな配色に直線的なデザインなど、時代に合わせ変化していった様子がわかります。

南極にも旅をした、丈夫な缶詰羊羹
昭和20年代から40年代前半に販売した缶詰羊羹は、店頭販売のほか、日系人が多く住む海外にも輸出されました。さらに、丈夫で長期保存ができる缶の特性から、南極観測隊にも寄贈されました。会場では、実際に南極に旅をした缶詰羊羹を展示します。今も変わらないその姿を、どうぞご覧ください。

干菓子のパッケージは夢の新素材
昭和43年(1968)発売の干菓子「推古」の箱は、当時最先端の素材として知られたプラスチック製。新しい菓子に合わせて新素材を取り入れたのでしょう。蓋のデザインには、菓子の意匠となった法隆寺金堂の高欄(ほうりゅうじこんどうのこうらん)の模様、「卍(まんじ)くずし」を取り入れており、ジュエリーケースを思わせるような美しさです。

昔も今も……虎の手提げ袋
虎を描いた手提げ袋は、虎屋の安永5年(1776)の雛井籠*をもとに金属工芸作家の永井鐵太郎氏(ながいてつたろう・1936~2021)がデザイン。昭和45年(1970)より使用を開始しました。黄色の虎から金色の虎に変えるなど、調整をしつつ現在に至ります。会場では、歴代の手提げ袋と、デザインのもととなった雛井籠を展示します。(*井籠は菓子を運搬する容器。)

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