成蹊大学と北海道 帯広市が連携協定を締結

地域社会や産業界を学びの場とした教育を実践する成蹊大学（東京都武蔵野市、学長：森 雄一）と、目指すまちの姿として「あおあお ひろびろ いきいき 未来を信じる帯広」を掲げ地域振興に取り組む帯広市（市長：米沢 則寿）が、2024年9月2日、相互の発展のために連携協定を締結しました。本協定は、成蹊大学と帯広市が相互に連携して、それぞれが保有する資源・情報を有効に活用し、帯広市の産業振興等による地域活性化、成蹊大学の教育力向上による社会有為な人材の育成に寄与することを目的とするものです。




本協定の締結を契機に、十勝帯広での授業プログラム実施や十勝帯広へのUIJターン就職の促進などを進め、帯広市の地域活性化、成蹊大学の教育活動等の充実に貢献できるよう、一層連携して取り組んでまいります。

■連携協定の内容
・協定の目的を達成するため、帯広市が協力する内容は次のとおりです。
(1) 成蹊大学が実施する授業プログラム構築及び運営に関すること
(2) 成蹊大学が実施する十勝帯広での授業プログラムに関すること
(3) その他本協定の目的に資すること

・協定の目的を達成するため、成蹊大学が協力する内容は次のとおりです。
(1) 成蹊大学の授業プログラム等を通じた十勝帯広の理解向上及び地域活性化に関すること
(2) 成蹊大学の授業プログラム等を通じた十勝帯広の企業へのUIJターン就職の促進に関すること
(3) その他本協定の目的に資すること

■今後の連携施策（予定）
・2026年4月設置構想中の成蹊大学「国際共創学部（仮称）」において、十勝帯広を題材とした学内授業や帯広での滞在を想定としたフィールドワーク等
・成蹊大学キャリア支援センター等との連携による、成蹊大学生への帯広の地域・企業情報の提供等

■背景
成蹊大学は、在籍学生数8,000人規模の文系4学部、理系1学部の計5学部を有する総合大学です。豊かな人間教育と専門性の高い教育を実践するとともに、自然や現実社会そのものも教材として捉え、フィールドワーク等をはじめとする「本物に触れる教育」を推進してきました。

帯広市は、UIJターン促進事業として、十勝帯広に関心のある首都圏等の移住希望者に対して、十勝帯広での移住就職への関心を高めるため、企業及び地域との接点を設ける取り組みを行っています。

成蹊大学と帯広市の連携は、成蹊大学が地域視察の一環で十勝帯広を訪れた際、十勝帯広の可能性や地域活性化に取り組む事業者の取り組みに共鳴・共感したことに始まり、その後、現在までにわたり経済学部での授業（実践ゼミナール）の一つとして十勝帯広でのフィールドワーク等を実践しています。