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相模女子大学 障害の有無にかかわらず「学ぶ楽しみ」発見と学び合う仲間をつくる「みんな集まれ!大学で学ぶ楽しみ発見セミナー」開講のお知らせ

Digital PR Platform / 2024年9月6日 20時5分

相模女子大学 障害の有無にかかわらず「学ぶ楽しみ」発見と学び合う仲間をつくる「みんな集まれ!大学で学ぶ楽しみ発見セミナー」開講のお知らせ



相模女子大学・相模女子大学短期大学部(所在地:神奈川県相模原市南区、学長:田畑雅英、以下「相模女子大学」)は、2024年9月28日より月1回(9月28日、10月12日、11月9日、12月7日:各回で申し込み)、生涯学習講座「秋季さがみアカデミー」において「みんな集まれ!大学で学ぶ楽しみ発見セミナー」を開講いたします。本セミナーは発達障害や知的障害のある若者が、同世代の同じ興味・関心を持つ仲間とともに大学で学ぶ楽しみを見つける4回連続の講座です。セミナーの受講を通して学生や市民と交流しながら、身近なテーマを専門的に楽しく学ぶ体験をするとともに、発達障害や知的障害のある若者に対する家庭・職場以外の「第三の場」を作ることを目的としています。




文部科学省の「学校基本調査」によると、大学での障害学生在籍率は0.66%(2015年)とされており(※)、障害のある生徒は高校卒業後「大学へ進学して学び続ける」という選択肢が少ないのが実情です。(※文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第二次まとめ)」より)そこで文部科学省は「学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業」を実施しています。本事業のうち「地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進」事業を相模原市が受託しており、相模女子大学は相模原市からの再委託を受けるという連携・協力体制のもと、2021年度から障害者を包摂する学習プログラムである「インクルーシブ生涯学習プログラム」開発事業を実施しています。

この「インクルーシブ生涯学習プログラム」は、2019年に株式会社はまリハ顧問の川⼝信雄⽒(元横浜わかば学園主幹教諭)が相模女子大学の日⼾由刈教授(⼈間心理学科教授、専門は障害者障害児心理学)に「卒業生の中に、『本当は大学で学びたかった』という声が少なくなく、発達・知的障害の若者と学生がともに学ぶ場をつくりたい」という熱意を伝えたことから、日⼾ゼミ内の交流活動として始まったことがきっかけです。2023年度のインクルーシブ生涯学習プログラム」は全3回のセミナー累計で74⼈の参加がありました。本プログラムの企画・運営は、障害当事者の働く若者が中心となって行われ、セミナーのニーズ調査のほか、YouTube等を活用したプログラムの広報活動を行っています。

4年目となる今回のセミナーでは、相模女子大学の教授4名が講師を務め、「スマホやデジカメを活用した撮影・演出テクニック(9/28)」「常識にとらわれない自由な思考力(10/12)」「呼吸法による瞑想で自分を見つめる(11/9)」「行動分析学(12/7)」を講義します。各回とも、第2部は横浜わかば学園で障害児教育に携わった株式会社はまリハ顧問・川⼝信雄⽒から就労に向けたワンポイント解説講座、第3部は参加者同士の交流促進を目的としたグループワーク「私の趣味自慢タイム」を行います。本セミナーに先駆け6月29日に開催した体験会の参加者からは「日本は高校まで特別支援学校があるのに大学はない。高校卒業後も学び続けたかった」「仕事以外ではなかなか友達ができないので、このような近い世代と交流できる場があることがとても嬉しい」という声がありました。相模女子大学は、今後も相模原市と協業し、発達・知的障害のある若者や学生と共に「学校卒業後も学び続けることのできる居場所づくり」を行っていきます。

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