Vedantaのディスプレイ用ガラス事業、AvanStrate株式会社の買収で10倍に拡大の見込み

AvanStrate株式会社、様々な業界向けの高度なディスプレイ製品で世界的に高まる需要に対応し、新たな成長軌道を描く

インド・ムンバイ -Media OutReach Newswire- 2024年9月9日 - Vedanta Limitedは、日本のディスプレイ用ガラスメーカーであるAvanStrate株式会社（ASI）の株式46.57%をHOYA株式会社から取得し、持株比率を98%に拡大したことを受け、ディスプレイ用ガラス事業が10倍に拡大する見込みであると発表しました。ASIは現在、Vedanta Limitedが完全に経営支配しており、対外債務はありません。

ASIは高度技術を搭載するディスプレイやガラス基板の製造の未来を見据えて革新を推進し、拡大しつつあります。研究開発力の向上、高度技術の開発、生産能力の拡大により、世界的に高まる需要に対応することで、世界のエレクトロニクス業界、ディスプレイ業界における役割を強化しています。

AvanStrate株式会社は製造施設を台湾と韓国に、研究開発拠点および本社を東京に置き、長年にわたり、テレビ、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、ウェアラブルなどに使われる電子ディスプレイの製造に欠かせないTFT LCD（薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ）ガラス基板を第4世代から第8世代の最先端の生産ラインで製造してきたことで知られています。LCD、LTPS、カバーガラス、OLEDで700件以上の特許、そして堅固なサプライチェーンネットワークを有するAvanStrateは、ディスプレイ技術のグローバルリーダーとしての地位を確立しています。

AvanStrate株式会社のグローバルマネージングダイレクター、アカーシュ・K・ヘバーは、次のように述べています。「当社の前途には非常に大きな可能性が待ち受けていると考えています。Vedantaは大規模な経営における実証済みの専門性とダイナミックな市場に対する深い理解を有しており、AvanStrateの業務効率と革新力を向上させる力となります。現在、当社と同水準の高度なLCD技術の製造が可能なのは世界で他に3社しかありません。台湾は高度技術の中心地であり、当社は台南に工場を持っています。ハイテク製品における新たなパートナーシップを育て、発展させるためにここで活動しています。AvanStrateの経験豊かな人材により、当社のビジョンを実現できると確信しています。」