たかが便秘、されど便秘。70代以降で増える便秘には要注意!
Digital PR Platform / 2024年9月13日 11時0分
◆高齢者で便秘が増える原因とは
高齢者で便秘が増える原因としては、以下の点などが考えられます。
①腸の働きの低下
高齢者は、若年者に比べて腸の働きが低下し、便の大腸通過時間が長くなることが分かっています。便が腸内にとどまる時間が長くなると、便の水分量が減り硬くなってしまいます。また、直腸感覚の低下により便意を感じにくくなることも原因の一つです。
②食事量の減少(食物繊維を含む)
食欲の低下、噛む力・飲み込む力の低下など様々な理由で、食事量が減少すると、便のかさが少なくなります。特に、食物繊維は便のかさを増やす材料になったり、腸内環境を整える善玉菌のエサになったりするので、摂取量が減ると便秘につながります。また、水分摂取量が減ることも原因の一つです。
③疾患や薬剤の影響
患っている疾患や服用している薬の影響で便秘になることもあります。
◆便秘対策には生活習慣と腸内環境も重要
便秘対策として、まずは生活習慣を整えましょう。例えば、腹筋運動や歩行運動などの適度な運動、朝食後の排便習慣を身につけること、食物繊維の多い食事や十分な水分の摂取などが挙げられます。
また、腸内環境の悪化も便秘と関連するため、腸内環境を整えること(腸活)も重要です。善玉菌のエサとなる食物繊維の多い食事をとったり、乳酸菌・ビフィズス菌などのプロバイオティクスを摂取したりするのも対策の一つです。プロバイオティクスとは、十分量を摂取したときに宿主に有益な効果を与える生きた微生物のことで、摂取すると腸内環境を整え、排便回数の増加や便性状の改善、大腸通過時間の短縮などにつながります。
◆ビフィズス菌G9-1の便秘改善メカニズム
大腸の運動機能が低下し、便の大腸通過時間が増加することで、排便回数や排便量が減少する「大腸通過遅延型便秘」は高齢者にも多くみられる便秘です。また、高齢者ではビフィズス菌が少なく、実際にビフィズス菌を摂ることで便秘が改善することが報告されています。
そこで、今回は、大腸通過遅延型便秘に対するビフィズス菌G9-1の作用メカニズムに関する論文について内容を一部抜粋してご紹介します。
<内容>
■便秘改善作用
便秘モデル動物に、ビフィズス菌G9-1を摂取させたところ、1日あたりの便の個数、便の硬さが改善しました。また、腸管運動の亢進に伴い、便の大腸通過時間が短縮しました。
A:便の個数の増加
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