プライベート・アセットを活用したリターンの向上、リスクの低減
Digital PR Platform / 2024年9月25日 10時0分
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ダンカン・ラモント
ヘッド・オブ・ストラテジック・リサーチ、シュローダー
ストラテジック・リサーチの責任者であるダンカン・ラモントが、プライベート・アセット投資の潜在的なメリットについて説明します。
2004年にGoogleが株式市場に上場する前、Googleはわずか2500万米ドルをプライベート市場で資金調達したに過ぎませんでした。現在では、その金額の500倍以上の資金をプライベート市場で調達する企業もあります。今日、Google(現Alphabet)がこのような成長の初期段階で上場するでしょうか?そのような可能性はあり得ないでしょう。
プライベート市場の出現と成長は、企業の資金調達方法の変革において、極めて重要な役割を果たしてきました。投資戦略ばかりでなく、投資家が市場にアクセスする方法も変化しました。
以前は、機関投資家だけがこのプライベート・アセットに投資することができましたが、規制の進展と商品の革新が進み、富裕層や個人投資家の参入が増え、投資アクセスが広がってきています。
何が変化したのか?
アメリカでは1980年から1999年の間に、平均して年間300社以上が株式市場に参入しました。1999年以降では、年間127社しか参入していません。新規参入企業の不足に加え、M&Aによる上場廃止により、株式市場に上場している既存企業の株価は一貫して減少しています。米国の上場企業数は、1996年のピーク時からほぼ半減しています。しかも、これは評判の高い米国市場での話であり、他の多くの市場ではさらに悪い状況です。
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これは、プライベート・エクイティ業界の規模の拡大(より多額の小切手を発行できるようになったこと)と、株式市場の上場にかかるコストおよび手間の増加によるものです。企業は非公開のままにとどまる期間が長くなり、そのリターンの多くをプライベート・エクイティの投資家が享受するようになっています。プライベート資産をポートフォリオに組み入れない投資家は、投資機会を逃すリスクがあります。
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