昭和大学の研究チームが、インクレチンGIPの抗動脈硬化作用を実証
Digital PR Platform / 2024年9月25日 14時5分
【用語説明】
※1: インクレチン
栄養素摂取に伴い分泌されインスリン分泌を促す消化管ホルモンの総称。
GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)やGLP-1(グルカゴン様ペプチド−1)はインクレチンの一つで、膵臓にはGIPやGLP-1が作用する受容体があり、GIPやGLP-1はそれぞれの受容体に結合しその作用を伝えることで、インスリン分泌が促される。
※2: AMPK(AMP-activated protein kinase)
細胞の中で生命を維持するために必要な働きを担っている重要な酵素のひとつ。 AMPKは体全体のエネルギーバランスを保つために重要な働きをしており、細胞の中でエネルギーが足りなくなると、その事態を察知してエネルギー生産に関わる酵素のスイッチをONにする作用をする。
※3: NADPHオキシダーゼ
動脈硬化症の主な原因となる活性酸素生成酵素。
※4: マクロファージの泡沫化
血液中のマクロファージ(貪食細胞)が、大量の悪玉コレステロールや脂肪性物質を取り込み、血管内膜で泡状になった細胞。動脈硬化の主な成因の一つ。
※5: GIP受容体作動薬
GIP受容体に結合することで、GIPの情報を細胞の内部に伝達するアゴニスト。
▼本件に関する問い合わせ先
昭和大学 医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門 講師
寺﨑 道重
TEL: 03-3784-8000
E-mail: ttmichi@med.showa-u.ac.jp
▼本件リリース元
学校法人 昭和大学 総務部 総務課 大学広報係
TEL: 03-3784-8059
E-mail: press@ofc.showa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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