デロイト トーマツ、SPC業務を中心としたファンド管理を一気通貫して支援するサービスを拡充
Digital PR Platform / 2024年10月1日 14時48分
赤坂国際会計事務所の事業を譲受。海外のファンドなどが日本国内で特定目的会社を設立し、運営から清算・解散に至る各局面において、最新の法制度に関する知見などのグループの総合力を生かして対応
デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ税理士法人(東京都千代田区、理事長:結城 一政、以下「デロイト トーマツ」)は2024年10月1日、ファンド管理のアドミニストレーション業務を専門とする税理士法人 赤坂国際会計事務所(東京都港区、代表・山﨑亮雄)の事業を譲受し、特定目的会社(SPC)業務を中心としたファンド管理実務を、一気通貫してサポートする体制を強化しました。
SPCは、資産を他の投資から分離することでリスクを限定できることや、目的を限定するため柔軟に資金調達が可能となるメリットがあります。また、特定の税制優遇措置を受けることができるほか、一部の投資や取引において法律や規制上の要件を満たすために必要なことがあります。このため、ファンドにとって、資産の管理や全体の運営、パフォーマンスを最適化するための中核になっています。
一方で、不動産や航空機・船舶・コンテナ・債権・メガソーラーなど、投資対象の形態や内容に応じて、さまざまな法令の適用を受け、届出や登録・報告、さらには複雑化するコンプライアンス実務への対応など、運営上の実務負担が重いことが課題です。特に海外のファンドが日本国内で投資する場合は、日本語対応と共に、この点が最大のハードルです。
このたびデロイト トーマツは、SPCの設立から清算・解散に至るまでの各局面において、総合的な管理事務サービスを提供します。
1.設立
登記手続きサポート、税務の届け出、銀行口座の開設、役員業務代行、登記上の所在地提供
2.運営
契約書の押印や社員株主総会運営などの法務その他会社事務、通帳管理や入出金モニタリングなどのキャッシュマネジメント、会計監査に係る監査法人との折衝
3.財務会計・税務コンプライアンス
記帳代行および決算書の作成、法人税・地方税・消費税の申告、レポート・決算公告の作成
4.清算・解散
税務届け出の作成や申告業務、登記手続き代行、銀行口座の閉鎖など
税理士法人 赤坂国際会計事務所は、REITやホテル、倉庫などの不動産ファンドやアセットマネジメント会社向けに、SPCに対する管理実務業務の一括受任や税務申告業務を20年にわたり提供してきました。また、海外のファンドが日本国内に設立したSPCに係るケースでは、US-GAAP(米国会計基準)やIFRS(国際会計基準)に対応した報告書の作成、連結パッケージや公告にも対応してきました。
一方、デロイト トーマツは国内のグループ全体約2万人から国内外の最新の情勢や知見、法整備状況を把握できる優位性を持ち、かつ経理のプロセス設計やマネジメントを含むオペレーションをサポートしています。また英語で対応できるメンバーも充実しています。
赤坂国際会計事務所のケイパビリティを譲り受けることにより、SPCにおける設立から清算・解散に至るまでの各局面で、高品質かつ安定した管理事務をサポートします。
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