ＳＯＭＰＯホールディングス×RIZAPグループ資本業務提携による協業報告「Growbase ネクスト」新バリューパック販売開始～ウェルビーイングデータプラットフォーム構築に向けた取り組み～

■取り組みの目的・背景
　現在、企業を取り巻く人材環境は人手不足を課題に抱えており、採用強化や離職防止のための戦略を見直す必要性が出ております。特に、中小企業は大企業に比べ人材確保に苦慮しており、厚生労働省の調査によると、大企業（従業員数1,000人以上）の平均離職率は14.2%であるのに対し、中小企業（従業員数100-299人）の平均離職率は19.0%と高くなっています※1。また、中小企業の従業員のニーズとして福利厚生は常に上位ランクにあがっており、採用強化や離職防止のために、魅力ある福利厚生を従業員に提供することが求められています。
そうした背景から、「簡単、便利、楽しい」をコンセプトとするコンビニジム「chocoZAP」に従業員負担0円で通える特典を付帯することで、健康につながる福利厚生として多くの従業員の健康増進にお役立ていただくとともに、企業の人材確保に関する優位性を強めていくことを目的としています。
※1 出典：厚生労働省　令和5年雇用動向調査：性、企業規模別入職・離職率　https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450073&tstat=000001012468&cycle=0&tclass1=000001012478&stat_infid=000040078062&tclass2val=0


■ＳＯＭＰＯホールディングスとの提携によるchocoZAPの成長戦略
　ＳＯＭＰＯホールディングスとRIZAPグループの資本業務提携において、最も重要な項目の一つに「ウェルビーイングデータプラットフォーム」があります。これはＳＯＭＰＯホールディングスとRIZAPグループで構想しているヘルスケアに関する相互のデータ基盤の連携・拡大を意味しています。10月1日からこの構築に向けた第一弾として、ＳＯＭＰＯグループの顧客基盤や販売網に向けてchocoZAPの会員化を促進することで、chocoZAPの顧客基盤の強化と拡大につなげてまいります。なお、ウェルビーイングデータプラットフォームは、契約企業およびお客さま個人の許諾を得た上でのデータ連携を前提に進めてまいります。

　ＳＯＭＰＯホールディングスとRIZAPグループ、両社の健康・医療・介護・運動・食事等あらゆるデータを連携し「ウェルビーイングデータプラットフォーム」として利活用することで、予防医療に向けた新たなソリューションや、認知症予防や重症化予防プログラムの展開、新しい健康指標やインセンティブの開発など、人生100年時代と言われる現代の課題である「健康寿命の延伸」に貢献してまいります。またこうした取り組みを通じて、身体的にも精神的にも、そして社会的にも満たされている状態、つまり、「誰もがウェルビーイングを実感できる社会」の実現につなげてまいります。