【跡見学園女子大学】日本旅行業協会主催の『アメリカ旅行企画コンテスト』で、観光デザイン学科3年ゼミ生の企画が準グランプリを獲得

海外渡航自由化60周年を記念した一般社団法人「日本旅行業協会」主催の『アメリカ旅行企画コンテスト』で、跡見学園女子大学（東京都文京区、学長：小仲信孝）観光コミュニティ学部観光デザイン学科の篠原靖准教授のゼミ生７名による旅行企画が、9月27日に東京ビッグサイトの「ツーリズムEXPOジャパン2024」会場で開かれた最終審査で、準グランプリに選ばれました。





コンテストは、コロナ禍で落ち込んだ若者の海外旅行需要を喚起するイベントとして開催。大学、短大、専門学校生を対象に、斬新な発想と実行性のある旅行商品の企画を募り、全国から73作品の応募がありました。１次、２次審査を勝ち残った優秀賞受賞の６大学６作品の企画者が、最終審査の公開プレゼンテーションに臨みました。

本学の篠原ゼミ3年生7名による旅行企画のタイトルは、『60年前のアメリカンドリーム！ 今蘇る！ 令和の女子大生の"夢満載"のアメリカ旅』。ミュージカル観劇や野球観戦、ファッションや食文化体験といった、7名の女子大生それぞれがアメリカで叶えたい夢を一つのツアーにした「わがまま旅」がテーマです。

セガストローム芸術センターでミュージカルを観劇、アパレル問屋が密集するファッション・ディストリクトで買い物をし、最終日はドジャース戦を観戦するなど、ロサンゼルスを中心に東海岸を巡る６泊８日の詳細な旅程を設計。円安のなかで卒業旅行として出せる予算を１人30～40万円と設定し、格安航空券や現地でのレンタカー利用などのコストカット策を明示して、1人約36万円に抑えた旅行プランを提示しました。さらに、2030年には『ちょっと大人なプチ贅沢ツアー』、2040年には『日常から離れた夢のラグジュアリーツアー』も企画。年齢を重ねるごとに、訪れる場所や体験内容をグレードアップした7人旅のプランも紹介しました。

最終審査は6名の審査員を前にした7分間の公開プレゼンテーション。観光デザイン学科３年の千野心優さんと金子彩花さんが代表して登壇し、テンポよく息の合ったプレゼンを披露して、企画力、独創性、プレゼン力の３要素で審査が行われて全国２位に。授賞式で審査員から、「２人の素晴らしいプレゼン力に審査員一同感動しました」とのコメントが寄せられました。

企画には2人のほか、同学科3年の永井夏芽さん、関根咲絵さん、芹澤優希美さん、寺島佑月さん、磯田萌絵さんが参加。4月にコンテストの参加を決めてから約5か月間、旅行プランを練り上げ、プレゼンの練習を重ねてきた7人で準グランプリという成果を得ました。