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インクジェット捺染プリンター「FOREARTH」と、廃漁網リサイクル糸「MURON」のコラボレーション作品を、ファッションブランド「ANREALAGE」がパリ・ファッションウィーク®で発表

Digital PR Platform / 2024年10月11日 10時0分


■「ANREALAGE」 デザイナー 森永 邦彦氏からのコメント



[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2426/96460/250_250_2024092013242866ecf8fc332b5.jpg

廃漁網生地に「FOREARTH」でプリントすることで、水に関してサステナブルな取り組みになるのではないかと考えました。廃棄された漁網を繊維にしてリサイクルすることで、この地球の環境・水を守っていく一助になるのではないかと思います。水の使用を最大限削減した「FOREARTH」の社会的な意義と、廃漁網をリサイクルしたテキスタイルのあり方というものに親和性を感じています。
従来の捺染プリンターでプリントしたテキスタイルは硬くなってしまったり、生地独特の風合いにならないなど懸念がありました。しかし、「FOREARTH」でプリントされたテキスタイルを見て、微妙な凹凸(おうとつ)によって生まれる陰影をきれいに映し出してくれていますし、素材としても軽やかで廃漁網がこのような形で生まれ変わり、新たに存在していることにすごく感銘を受けました。
ファッションデザイナーとして、自分たちが発表するコレクションは地球の未来であったり、環境の未来につながる部分が創作の原点であるべきだと思っています。それは廃漁網リサイクルのテキスタイルをファッションの文脈で使うこともそうですし、「FOREARTH」のプリント技術を使うこともそうです。ただ、これは1つのブランドが使うだけは、今後の大きな動きにはつながっていきません。アンリアレイジだけではなく、多くのブランドまたはファッションに関わる方々が目を向けて採用してくれることを願っています。

■インクジェット捺染プリンター「FOREARTH」の特長
1)Water Free Concept
水の使用量を限りなくゼロ※まで削減した生地印刷

2)Creative Free
独自開発の水性顔料インクで柔らかな風合いと、高い堅牢性を両立。フルカラー印刷を多種多様な生地で実現

3)Location Free
水資源に依存しない捺染で、設置場所を選ばず、適地・適量生産により、物流コストや在庫の削減に貢献


「FOREARTH」は、生地の印刷時に水の使用量をほぼゼロにまで減らすことができるため、従来の捺染に必要な大型の前後処理機やスチーマーなどの設備機器が不要になります。そのため、エネルギー消費量とCO2排出量を大幅に削減することにも寄与します。さらに、繊維・アパレル業界で重要な生地の風合いを生かした柔らかい手触りを実現し、綿、シルク、ポリエステル、ナイロン、混紡など多種多様な生地への高精細な印刷が可能です。

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