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【東芝デジタルソリューションズ】ビッグデータ・IoT向けデータベース「GridDB® Enterprise Edition」 障害対応機能強化版と、

Digital PR Platform / 2024年10月15日 10時37分

GridDB®には3つの製品ラインアップがあります。
●GridDB® Enterprise Edition ・・・ GridDB®の商用版ソフトウェア。オンプレミスまたはユーザーが用意したクラウド環境で稼働。
●GridDB® Cloud ・・・ 当社がGridDB®をクラウド上で運用し、マネージドサービス(Database as a Service)として提供。
●GridDB® Community Edition ・・・ GridDB®のOSS版ソフトウェア。世界中で数十万回のダウンロード実績がある。

■「GridDB® Enterprise Edition」の概要と機能強化について
 GridDB® Enterprise Editionは、社会インフラなどミッションクリティカルな要件が求められるビッグデータやIoTシステム向けのデータベースです。今回、以下の機能強化を行うことで、システムの信頼性と運用効率をさらに向上させました。

1.大規模システムにおけるサーバーやネットワークなどの障害対応能力の強化
 データ量が数百テラバイトからペタバイトに達するシステムでは、サーバーやネットワークの台数が増えていきます。これらのハードウェアのどこかに障害が発生すると、障害の起きた機器を切り離してシステムを再開させる必要があります。これまではこの切り離し処理に1分前後の時間がかかっていましたが、GridDB® 5.7 EEでは、この時間を20秒前後に短縮しました。また、データベースの更新処理途中で障害が発生した場合、データベースを正常な状態に戻す必要がありますが、この時間を従来の約5分の1に短縮しました。これらによりハードウェア障害が起きても停止時間を最小限にしたいミッションクリティカルなシステムの要望に応えられるようにしました。

2.大量データの分析における検索処理時のシステム安定性向上
 大規模システムにおいて、大量のデータにアクセスするような重い検索を実行すると、CPUやメモリなどのリソースがその処理に専有されてしまい、他の処理が遅くなる課題がありました。GridDB® 5.7 EEでは、リソースの配分を最適化することで、重い検索が実行されても他の処理への影響を小さくし、システムとしての安定性を向上させました。

3.Python対応の強化
 データベースにアクセスするクライアントサイドにおいて、Python標準のDBAPI2(Python言語におけるデータベースアクセスの標準API)をサポートし、PythonでのSQLインターフェース利用が可能になりました。

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