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【関西外国語大学】国際共生学部のインフォーマルゼミがまとめた報告書の一部が、国連人権理事会でブータンの人権状況を審査する際の資料となるサマリーに採用されました。日本から提出して引用されたのは国際共生学部の同ゼミの報告書のみです

Digital PR Platform / 2024年10月16日 14時5分


 提出を受けた国連人権高等弁務官がまとめた「Summary of stakeholder's submissions on Bhutan」では、計7カ所でインフォーマルゼミチームが作成した報告書の内容が引用されました。いずれも児童の人権をテーマにしたものです。「人身売買を含むあらゆる奴隷制の廃止」「教育を受ける権利」「ほとんど報告されていない児童虐待」「体罰の容認」「障害児童の保護と問題」などの項目で引用されました。


 指導に当たった福田准教授は「ゼミにおける人権に関する取り組みはまだまだ始まったばかりです」としたうえで「正式な国連の書類内で"Kansai Gaidai University"と明記され、関西外大及び外大生が国連人権理事会のUPR審査プロセスに関わることができました。現時点では世界レベルで見て、大学機関のUPR審査への貢献度が大きいとは言えません。(今回、サマリーに採用されたことは)さまざまな観点から大きな意味を持つものではないでしょうか」と話しています。

 インフォーマルゼミでは、今年6月にスタディーツアーを行ったラオスについても報告書を作成しました。ラオスの審査が2025年4月ごろにあるため、UPR審査に向けて10月9日、国連人権高等弁務官事務所に提出しました。




※国際共生学部生がまとめた報告書と、国連人権理事会のサマリーはWEBサイトでも見ることができます。
 https://www.ohchr.org/en/hr-bodies/upr/bt-index




 WEBサイトの「Fourth Cycle」の中の「Summary of Stakeholders' Information」の英語をクリックすると国連人権理事会のサマリーにアクセスできます。また「Summary of Stakeholders' Information」の隣りの小さい「3」をクリックすると、関西外大が提出した報告書を見ることができます。

▼本件に関する問い合わせ先
関西外国語大学広報部
住所:大阪府枚方市中宮東之町16-1
TEL:072-805-2817
FAX:072-805-2868
メール:press@kansaigaidai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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