解像度1.0マイクロメートル(L/S※1)のデジタル露光装置を開発
Digital PR Platform / 2024年10月22日 13時35分
ニコン初の後工程向け半導体露光装置
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2206/97427/300_169_20241022130646671724d6e6854.jpg
デジタル露光装置のイメージ
株式会社ニコンは、半導体のアドバンストパッケージ向けに、1.0マイクロメートル(L/S)の高解像度で生産性の高い、デジタル露光装置の開発を進めています。本製品は、2026年度中の発売を予定しています。
人工知能(AI)技術の普及により、データセンター向けの集積回路(IC)の需要が拡大しています。チップレットをはじめとするアドバンストパッケージ分野では、配線パターンの微細化とともにパッケージの大型化が進められています。これにより、大型化に適したガラス等を用いたパッケージ(Panel Level Package)の需要拡大が見込まれ、高解像度と大きな露光面積を両立させた露光装置が求められます。これらに応えるため、ニコンは長年培ってきた、半導体露光装置の「高解像技術」とFPD露光装置のマルチレンズテクノロジー※2による「高生産性」を融合させた、デジタル露光装置の開発を進めています。
デジタル露光装置は、フォトマスクを使わずに、回路パターンを表示したSLM(空間光変調器)に 光源からの光を照射し、投影光学系を用いて基板に転写します。フォトマスクを作成する必要が無いため、コスト削減や製品開発・製造期間の短縮にも寄与します。
ニコンは、今後もお客様のニーズに最適な露光装置の提供を通して、付加価値の高い半導体製造に貢献していきます。
※1 Line and Spaceの略。配線の幅と隣り合う配線同士の間隔のことを指します。
※2 複数の投影レンズを並べて精密に制御することで1本の巨大レンズを用いたかのように露光するニコンの独自技術。1回の露光でより広い範囲へのパターニングが可能となる。
関連リンク
ニュースページ
https://www.jp.nikon.com/company/news/2024/1022_01.html
この記事に関連するニュース
-
リガクグループのXwinSys がRigaku Semiconductor Instrumentsに社名変更
PR TIMES / 2024年12月18日 12時40分
-
ジェトロ、日本国内の半導体エコシステム形成支援に向け、米半導体研究開発支援機関と連携強化(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月13日 0時35分
-
EUVリソグラフィ向けフォトマスク上に2ナノメートル世代以降の微細なパターンの解像を達成
PR TIMES / 2024年12月12日 10時45分
-
半導体先端パッケージ向けパネルレベル塗布装置「TRENG-PLPコーター」の本格販売を開始
PR TIMES / 2024年12月7日 23時40分
-
TOPPAN、エレクトロニクス製造の国際展示会「SEMICON Japan 2024」に出展
PR TIMES / 2024年12月7日 21時40分
ランキング
-
12025年の景気は「緩やかな回復が持続」…経済評論家・塚崎公義氏が予想
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月2日 9時15分
-
2ビットコインの命運握る「アメリカの戦略備蓄案」 1月20日のトランプ大統領就任で構想が動き出す?
東洋経済オンライン / 2025年1月3日 7時50分
-
3丸ノ内線の旧型車両が「ひっそりと完全引退」していた!? 実は“一時的に復活”も36年の活躍に幕
乗りものニュース / 2025年1月3日 7時42分
-
4SKY-HIが「上司には無邪気さが必要」と語る真意 若手部下とのコミュニケーションの極意とは
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 8時0分
-
52025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題" ビジネス現場で増える「厄介な問題」解決法は?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください