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【大阪電気通信大学】健康情報学部(2025年4月開設)がドライビングシミュレータを用いたeスポーツ競技者を健康面からサポートする研究を開始

Digital PR Platform / 2024年10月24日 8時5分

【大阪電気通信大学】健康情報学部(2025年4月開設)がドライビングシミュレータを用いたeスポーツ競技者を健康面からサポートする研究を開始



大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)では、2025年4月に開設する健康情報学部における取り組みとして、eスポ―ツ競技者を健康面からサポートする研究を開始しました。ドライビングシミュレータを用いてまばたきの回数や筋電図の計測を行い、疲労緩和やゲーム環境改善などeスポーツ競技者のサポートに役立てるもの。同大が早くから注力しており、新学部の特長でもあるeスポーツに医療分野を掛け合わせた、新たな学びの分野の研究となります。




【本件のポイント】
■2025年4月に開設される健康情報学部では、医療科学・工学・スポーツ科学に加え、eスポーツについても科学的・総合的に学べる
■eスポーツは日本の成長分野であるゲーム産業の中心的存在として期待が高い
■ドライビングシミュレータを用いたeスポーツ競技者の生体計測環境を構築
■まばたきの回数や筋電図の計測で、競技者の疲労緩和やゲーム環境改善に役立てる

【本件の概要】
 大阪電気通信大学では、2025年4月に健康情報学部を開設。デジタル技術を基に医療科学・工学・スポーツ科学の知識や技術を身につけることができます。さらに、本学が早くから取り組んでいるesports project等を中心としたeスポーツに関するノウハウを活かし、健康情報学部ではeスポーツの指導法や運営までeスポーツを科学的に捉えた学びがあります。
 新たな学びの分野として、eスポーツに本学が取り組んできた医療分野を掛け合わせてeスポーツ競技者を健康面からサポートする研究を開始しました。今回は、ドライビングシミュレータを用いて、まばたきの回数(正確には瞬目回数)を計測。運転中は瞬目回数が減少することが知られており、スポーツ走行時はそれが顕著であることがわかっていますが、ドライビングシミュレータにおいても同様の現象がみられることを検証しました。昨今私たちの身近にある画面注視においても瞬目減少が指摘されており、それが原因となるドライアイ傾向の人の増加も懸念されるので、その発症メカニズムの解明や予防にこのような研究が役立つと考えています。
 また、同時に筋電図の計測を行い、運転中にどの筋がどれだけ動いているのかを時系列で情報取得する環境を構築し、視覚化しました。この結果は運転時に働いている筋を明らかにするだけでなく、長時間このような環境下にある中で疲労の原因を探ったり、疲れにくい運転装置や座席の設計に役立てたりする可能性があります。
 今後はドライビングシミュレータの環境下以外にもeスポーツの運用への活用やプロのeスポーツ競技者サポートへの適用など、応用が考えられます。

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