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【アロマ最新研究】薄毛予防に新たな知見!?脱毛に関わる酵素の阻害活性が認められた精油とは

Digital PR Platform / 2024年10月28日 17時30分

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2593/97707/600_303_20241025133034671b1eea302bb.png
<結果②>
結果①で阻害活性を確認した精油4種から検出された主要成分を用いて、同様の方法・測定項目で、さらに実験を行った。パチュリ精油に含まれる成分「パチュリアルコール」に、5α-リダクターゼ阻害活性が認められた。

<検出された主要成分>
●サンダルウッド 【アガロスピロール】
●ジャーマンカモミール【α-ビサボロールオキシドA】
●パチュリ 【パチュリアルコール】
●ローズ(アブソリュート)【フェニルエチルアルコール】

原著論文 鈴木龍一郎, 他 (2024) 5α-リダクターゼを阻害する精油の探索, アロマテラピー学雑誌 25(2):19-24.

【まとめ】
今回の研究結果から、4種の精油に薄毛の原因となる酵素「5α-リダクターゼ」の活性を阻害する作用が示唆され、またその内パチュリ精油に含まれる成分「パチュリアルコール」に特に高い阻害活性が見出された。
また一般的に精油が示すさまざまな作用は、その精油に含まれる一つの化合物に起因するというより、数多く含まれる化合物の複合的な作用によるものということが改めて確認された 。
薄毛によるQOLの低下やメンタルヘルスへの影響も深刻化する中、精油で総合的にケアすることで薄毛予防の新たな可能性が広がるであろうことがわかった。

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[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2593/97707/150_150_20241025133025671b1ee17663c.jpg

鈴木 龍一郎 氏
城西大学 薬学部 薬科学科 教授
天然物化学・生薬学を専門とし、天然有機化学物の構造解析や、生薬・精油の品質を評価する方法の開発など、人々の健康や農業への貢献を目指した研究を行っている。


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※1 板見智(2004)日本人成人男性における毛髪(男性型脱毛)に関する意識調査.日本医事新報4209:27―29
※2 イランイラン、クラリセージ、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、ジャーマンカモミール、ジャスミン(アブソリュート) 、ジュニパーベリー、スイートオレンジ、スイートマージョラム、ゼラニウム、ティートリー、ネロリ、パチュリ、ブラックペッパー、フランキンセンス、ベチバー、ペパーミント、ベルガモット、ベンゾイン(レジノイド) 、ミルラ、メリッサ、ユーカリ、ラベンダー、レモン、レモングラス、ローズ(アブソリュート)、ローズオットー、ローズマリー、ローマンカモミール 





本件に関するお問合わせ先
アロマテラピーについての研究、アロマ関連情報をお探しの際はお気軽にAEAJにご連絡ください。
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)
広報担当E-mail: aeaj-pr@aromakankyo.or.jp

関連リンク
アロマの研究・調査
https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/study/
アロマテラピー学雑誌
https://www.aromakankyo.or.jp/aeaj/publication/magazine/


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